おしりが冷えるのはなぜ?お腹・下半身の冷え性を改善する温め方 おしりが冷えるのはなぜ?お腹・下半身の冷え性を改善する温め方
画像出典: 美LAB.編集部

おしりが冷えるのはなぜ?お腹・下半身の冷え性を改善する温め方

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2017年09月22日
おしりが冷えるとき、しっかりとケアしないと慢性的な冷えや体調を崩す原因となることも。実は全身の冷え性とも密接に関わっているおしりの冷えの要因を紐解きながら、簡単で挑戦しやすいおしりの冷え改善方法をご紹介していきます。

おしりが冷える原因とは?

おしりが冷える
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おしりの“こり”によるもの

おしり・脚の付け根には、大きな血管が走っています。おしりがこると、血管まわりの筋肉が硬くなったり、老廃物が溜まってしまいます。その結果、血行不良により冷えを招いてしまうのです。

過度な食事制限

過度な食事制限ダイエットをすると、身体を温めるために熱をつくりだすエネルギーも不足してしまいます。本来であれば末端まで行き届くはずの血液が上手に巡れずに、末端の冷えなど血行不良を引き起こします。

筋力不足

筋肉の量が不足すると、エネルギーを燃焼しきれずに冷えを招くことがあります。特に下半身は大きな筋肉も多いので、筋力が低下しないよう意識することはとても大切。

筋力は運動不足でも低下してしまうので、日常的に身体を動かす習慣があるか見直してみましょう。

内臓の冷え

お腹を触ったときに冷たいと感じる方は、内臓に血液が行き届いていないケースがあります。内臓が冷えると胃腸にトラブルが生じたり、機能が低下してしまう可能性もあります。

おしりが冷えるときの対策法

おしりが冷える
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“首”がつく部位を温める

足先が冷えている場合は、靴下やアンクルウォーマー、レッグウォーマーなどを使って冷え対策をしていきましょう。特に“首”と名称がつく足首・手首・首を冷やさないようにするのは得策です。

大きな血管の巡りを妨げないように、血行を整えることを意識してみてください。

有酸素運動を取り入れる

筋力を上げるためにも、有酸素運動を取り入れる冷え対策もおすすめです。特に“第二の心臓”と呼ばれるふくらはぎの筋肉を動かすと、血行促進に効果的だとされています。

ふくらはぎやつま先にアプローチするような、ウォーキングなどの有酸素運動を習慣化してみましょう。

身体を温める作用のある食事

外側からのアプローチ以外にも、身体を内側から温めるよう意識していきましょう。古くから日本では寒い東北地方で親しまれてきた根菜類や、生姜などは身体を温めてくれる効果が期待されています。

また、冷たい飲み物は氷を抜くなどの工夫も手軽に取り入れられるのでおすすめです。

おしりの冷え対策「下半身ストレッチ」

STEP1:あお向けで右膝の上に左の足首を乗せる

おしりが冷える ストレッチ
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あお向けに寝た状態で、両膝を立てます。右膝の上に左の足首を乗せ、左足は外へ倒しておきましょう。

STEP2:両足を胸に引き寄せて30秒キープ

おしりが冷える ストレッチ
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両足を浮かせて、右膝を両手で掴みます。このとき両足の間の空間に左手を差し込むと、膝を抱えやすくなります。

息を吐きながら、両足を胸に引き寄せて30秒キープしましょう。おしりが気持ちよく伸びる位置で反対側も同様に行います。

「下半身ストレッチ」のアドバイス

おしりに痛みや引き寄せづらさを感じる場合は、右膝で大きく円を描くようにまわしましょう。おしりの筋肉が満遍なくストレッチされるはずです。

また、曲げる方の膝にバスタオルを引っ掛けるようにして引き寄せる方法もおすすめ。胸に足が引き寄せやすくなるので、あとは気持ちがいいと感じるところを探しましょう。

おしりが冷えるときは上手に対策しよう

おしりが冷える
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「おしりが冷えるな…」と感じたときは、まずおしりをほぐすことが大切です。手足などの末端の冷えだけでなく、おしりやお腹が冷えていないかも意識するようにしてみてくださいね。

特に後半でご紹介した下半身ストレッチは、毎日1分続けるだけで少しずつこりがほぐれるはず。心地よくおしりの筋肉が伸びるように、ストレッチしてみましょう。

執筆者:
yuuka