お菓子を美味しく食べても”太らない”3つの方法
お菓子を食べても健康維持!
大好きなお菓子を末永く美味しくいただくための、3つのOKルールをご紹介します。
OKルール1:「食べる時は前後に身体を動かす」
食べた分だけ血糖値を上げたり、体脂肪になったりするのを軽減させるために代謝をあげています。
数字の上では、多少動いても摂取カロリーを消費するには全然足りませんが、体感では、何もしないより随分大きな違いを感じています。人体の不思議です。
動かずにお菓子を食べるよりも、積極的に身体を動かすこととセットにすることで「食べてしまった・・・」という罪悪感も減り、「自然の恵みを美味しくいただけたことに感謝できて」心も喜びます)
OKルール2:「お菓子をよく噛んで食べる」
これは、想像以上に大切です。(目安は1口30回)代表的なメリットを6つあげてみますね。
1:よく噛むことで満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎにブレーキをかけてくれる。食への感謝の気持ちも湧き上がり味覚も発達します。
2:よく噛むことで脳神経が刺激されて、脳の血流量が増えて脳が活性化します。(記憶力向上や認知症の予防効果も期待できます)
3:よく噛むことで唾液の分泌量が増えて、(アミラーゼという酵素が)口内でのクッキーの炭水化物をブドウ糖やマルトース、オリゴ糖などに分解して消化。結果として胃腸の負担を軽減してくれます。
4:よく噛むことで唾液の分泌量が増えて、歯の再石灰化(さいせっかいか)効果が高まり虫歯予防に役立ちます。
5:よく噛むことで口の周りの筋肉(咬筋(こうきん)・口輪筋(こうりんきん)・表情筋(ひょうじょうきん)など)が引き締まり、小顔効果も出てきます。さらに顎の骨や筋肉も発達して歯並びも良くなります。
6:よく噛んで食べるとエネルギー消費量が増加します。
OKルール3:「食べる順番と食べ合わせを工夫する」
1:食べる順番を工夫して血糖値の急上昇を抑える
食べる順番を工夫して、血液中の糖分が一気に上がるのを防ぐようにしています。可能ならば、野菜・スープ・お肉などの食物繊維や油を先に食べてクッキーはそのあとに頂く。
とはいっても、間食でクッキーをつまみたい時に野菜やお肉を食べ合わせることは稀です。私はそこを食物繊維や酸味のあるスープやドリンクで解決しています。黒酢・梅干し・グレープフルーツなどの酸っぱいものに含まれる有機酸は、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
参考までに個人的な感想ですが、「甘い・苦い・スッキリ」といった味のドリンクでは、お菓子と食べ合わせが良くて食が進んでしまい油断すると食べる量が増えてしまいます。酸っぱい飲み物を飲むと、味覚のせいか?食べ過ぎしにくくなります。
2:ビタミンB群を一緒に摂る
3大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)の代謝を助けて、エネルギーとして消費するためにビタミンB1・B2・B6などのB群をしっかりとります。
糖質をエネルギーに変えるサポートをする栄養素ビタミンB1、脂質をエネルギーに変えるサポートをする栄養素ビタミンB2、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB6などが不足すると、3大栄養素が上手く使えずに脂肪に変わり蓄積されてしまいます。
身体に美味しくお菓子を食べるコツ
ポイントがたくさん出てきたので、混乱しないように最後に要約します。
クッキーを頂く時は、事前に身体を動かす。さらに血糖値が急上昇しないように、食べる順番や食べ合わせを工夫して緩やかに上昇させる。食べてもいいけど食べ過ぎないように、よく噛んで味わって、食後30分後くらいに軽く歩くなど身体を動かして糖分を消費する。
何を身体に取り組んで、どれだけ消費しているのかを意識していれば、「知らないうちに太っていた」なんてことは予防できますよ。
美味しく楽しく食べるのもダイエットのコツ
食べたいものを無理やり我慢してストレスが多くなると、暴飲暴食・偏食・ながら食いなどの乱れた食生活の原因になってしまいます。楽しく食べることはストレスの解消にもOKなことなので、たまには好きな人と一緒にお菓子の特徴を知り楽しみましょう。
マハロ~
- 執筆者:
- OK和男