

「下腹ペタンコ痩せ」のヨガを厳選!5つのポーズでぽっこりお腹を卒業
下腹痩せに導くヨガ1「ネコの伸びのポーズ」

「ネコの伸びのポーズ」のやり方
STEP1:正座をする
STEP2:正座の姿勢のまま前に両手を伸ばす
STEP3:ぞうきんがけをするように両手を前にスライドしながら、お尻を上に突き出す
POINT:背骨のしなりと、床に近づいて胸の広がりを感じましょう!
「ネコの伸びのポーズ」のポイント
「日本人の8割は腸が下垂している」と説く内科医もいるほど、実は内臓が下垂してしまうことがあるそう。下垂すれば当然、下腹も出やすくなります。
「ネコの伸びのポーズ」はお尻が上で頭が下という体勢になるため、下垂した内臓を上に持ち上げ、うっ血した下腹の血の巡りを良くします。
身体を上下ひっくり返して、内臓の下垂を元に戻す刺激を与えていきましょう!
下腹痩せに導くヨガ2「下を向いた犬のポーズ」
「下を向いた犬のポーズ」のやり方
STEP1:四つん這いの態勢になる
STEP2:つま先立ちになり、お尻を少し持ち上げる
STEP3:太もも裏の伸びを感じながら、脚を真っすぐ伸ばす
STEP4:頭・首の力を抜き、さらにお尻を天井に引き上げるイメージで持ち上げる
STEP5:お尻を上に引き上げるイメージのまま、ゆっくりマットにかかとを下ろす
STEP6:手のひらと足の裏でしっかりマットを押し合い、深い呼吸を数回繰り返します
「下を向いた犬のポーズ」のポイント
「下を向いた犬のポーズ」もお尻が上で頭が下になり、内臓の下垂を防ぎ、内臓を本来の位置にリセットしてくれると考えられます。
体全体で正三角形の形を作るようにします。犬や猫が伸びをしているようなイメージで、お腹や背中を伸ばしていきましょう。
下腹痩せに導くヨガ3「立ち木のポーズ」

「立ち木のポーズ」のやり方
STEP1:立った状態で、片方の足裏をもう一方の足の内側につけるorももの付け根に引っかける
STEP2:片足立ちの状態のまま合掌する
STEP3:反対脚も同様に行う
POINT:足の位置は無理をせず、やりやすい位置を見つけましょう!
「立ち木のポーズ」のポイント
片足立ちをする「立ち木のポーズ」は、体勢が不安定になるため、胴体を安定させようとてお腹の奥の腹横筋という筋肉がよく働きます。
腹横筋は、内臓を持ち上げウエストを作るインナーマッスル。リセットした内臓を、本来の位置にキープするための腹筋を鍛えましょう!
下腹痩せに導くヨガ4「椅子のポーズ」
「椅子のポーズ」のやり方
STEP1:骨盤を立てて真っすぐ立つ
STEP2:つま先よりも膝が前に出ないように、お尻を下げていく
POINT:お尻を後ろに引きながら、お尻を下げていきましょう!
STEP3:あと1段階、お尻を下に下げる
POINT:膣を上に引き上げながら腹筋に力を入れると、太ももから意識が反れて楽に保てます!
STEP4:息を吸いながら、両腕を前から上げる
STEP5:横から見たときに、両腕が背骨の一直線上にくる位置で伸ばす
POINT:肩が上がりやすいので、肩の力を抜き、耳と肩を遠く離してポーズをキープしましょう!
「椅子のポーズ」のポイント
「椅子のポーズ」は、胴体を安定させるためにお腹の奥の筋肉が使われます。遠く後ろにある椅子に腰を掛けるイメージでお尻を引いていきしょう。
下腹痩せに導くヨガ5「ねじりのポーズ」

「ねじりのポーズ」のやり方
STEP1:膝をかかえて座る
POINT:お尻のお肉を外側にかき出し、背筋を伸ばして座りましょう!
STEP2:両手を軽く身体の横に置き、片脚をもう片方の膝の下をくぐらせてお尻の方へ持ってくる
STEP3:立てている脚を、寝かせた脚の膝をまたいで置く
POINT:両膝がしっかりと身体の中心にあるか確認しましょう!
STEP4:膝を立てている方と反対側の手を、息を吸いながら上へ伸ばし、同時に背骨もスッと伸ばす
STEP5:吐く息と同時に、上へ伸ばした手を反対の膝の外側に掛ける
「ねじりのポーズ」のポイント
「ねじりのポーズ」で呼吸を深めることによって、内臓がマッサージされて下腹の血行改善が望めます。
姿勢を整える筋肉にもアプローチできるので、下腹痩せにはおすすめのポーズです!
下腹痩せに導くヨガに挑戦しよう!

普段の生活にはない新鮮な刺激を、下腹に与えられたのではないでしょうか。逆に言えば、普段いかに下腹をゆるませて生活をしているかがわかりますよね。
使われない筋肉があるということは、その分を腰やももなど周りの筋肉が肩代わりをして疲れているということでもあります。
身体のバランスを整えるヨガで、下腹も引っ込めてしまいましょう!
- 執筆者:
- 美宅 玲子