「バンダ・トラヤ」をマスターして、ヨガをもっと楽しもう! 「バンダ・トラヤ」をマスターして、ヨガをもっと楽しもう!
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「バンダ・トラヤ」をマスターして、ヨガをもっと楽しもう!

「美欲と食欲をどっちも満たす」をテーマに、ストレスフリーで理想の自分を目指す方法 について書いています。 私は15歳~24、25歳くらいまで「ダイエット依存症&過食症」でした。 ―こんなに頑…
2018年08月23日
こんにちは、コラムニストの愛子です。皆さん、「バンダ」ってご存知ですか?ヨガをされている方なら耳にされたことがあるかと思います。今日はさらにヨガのポーズを深めるための要となる、3つのバンダについてご紹介します。

■バンダ・トラヤ(三所締め)

バンダには、「錠」「封」「足かせ」「姿勢」などという意味があり、バンダ・トラヤとは体の三か所を締める技のことです。そうすることにより、姿勢が整いポーズが深まる効果があります。

3つのバンダの場所は、下の写真のあたりです。

バンダ・トラヤ(三所締め)
画像出典: 美LAB.

・赤(下):ムーラ・バンダ
・オレンジ(中央):ウディヤナ・バンダ
・水色(上):ジャーランダラ・バンダ

1:ムーラ・バンダ(骨盤底)

ムーラには「根」「底」「はじめ」「基本」などという意味があります。

骨盤底を引き上げるように締めます。人によっては、お尻の穴を締めるように、尿を我慢するときのイメージが分かりやすいかもしれません。

2:ウディヤナ・バンダ(丹田/下腹部)

ウディヤナには「上昇」という意味があります。

お腹を引き締め、腰と背中を自然に伸ばします。このとき、下半身はどんどん床の方へ、腰から上はどんどん天井の方へ向かうように、体を上下に引っ張り合うイメージを持つと、姿勢が安定しやすくなります。

3:ジャーランダラ・バンダ(喉)

ジャーランダラには「網目」という意味があります。

喉を締めて、首を緩めます。喉を締める感覚が最初は分かりづらいかもしれません。首を長く伸ばし、軽く顎を引き、正しい位置に頭を持ってくることで、自然に喉が締まります。さらに、頭頂部を天井から引き上げられるようにイメージすると感覚が掴みやすいかもしれません。

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おわりに

どんなことでも、闇雲に練習するより、ポイントを押さえて行ったほうが上達しやすいと思います。ヨガも同じ。ぜひ今日から3つのバンダを意識して、ヨガを楽しんでくださいね。

執筆者:
愛子