質のいいふわふわ筋肉を作る方法 質のいいふわふわ筋肉を作る方法
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揺するだけ!質のいいふわふわ筋肉をつくる方法

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年12月19日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。女性らしい体のラインは、どのようにしてできるでしょうか。女性らしさは脂肪だけではありません。もちろん痩せて骨や筋や血管が浮き出すぎるのも、貧相さを与えてしまいます。体つきの土台を作っているのは、筋肉です。それも、ふわふわと柔らかい弾力としなやかさのある筋肉。カチカチに固いごつい筋肉ではないでしょう。筋肉が骨格にメリハリを与え、その上のほどよく脂肪が乗ると、美しいラインが出来上がります。今回は、質のいいふわふわな筋肉はどうやって作るのか、ご紹介致します。

筋肉は本来タラタラしている

ももを指先でつんつんとつつくと、ももはどんな感触ですか?ももを手で揺すると、どう動きますか?パンパンに張っていて、あまり動かない?むくんでいる感じ?もちもちとして柔らかい?

筋肉は、力を抜いている時は、つきたてのお餅のようにふわふわタラタラしています。力が抜けずにいると、硬くなってしまいます。

太ももの筋肉のイメージ
画像出典: 美LAB.

脱力し揺する方法

柔らかい筋肉を作るためには、余分な力を抜いてゆらゆらと揺するといいです。小さく揺する方法は、筋肉や関節をリセットするために、リハビリでも用いられています。

・脚
脱力をして両手でコロコロ左右に転がしたり、小さく持ち上げてから離したりします。

・腕
リラックスしてコロコロ、プラプラとねじります。

・腰周り
回転椅子を細かく回転させるように揺すったり、仰向けで揺すったりします。

・肩周り
左右交互に肩をゆらゆら前後に揺すります。

・手首や足首
プラプラと軽く振るように揺すります。

脱力し揺する方法
画像出典: 美LAB.

体の内側からリラックス

私達の体の半分以上は水でできています。骨も内臓も、筋肉も、皮膚という風船に包まれた水の中でプカプカと浮いているイメージです。そう考えると、余分な緊張が抜けて、筋肉もリラックスしてくるのではないでしょうか。

筋肉を柔らかく保つ飲食物

マクロビオディックによると、肉食や塩気の強い飲食物は、体をギューッと硬くする極陽性と言います。野菜を含め陰性の水分を摂ることで、硬くなるのを防いでバランスを取ります。

薄味にしたり、肉を減らす代わりにタンパク質を豆腐など豆類で補うことも、良いでしょう。

豆腐と大豆のイメージ
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おわりに

筋肉を鍛え、運動することはもちろん大切です。しかし、普段はリラックスさせておくことで、筋肉が硬くなり疲労が溜まることを防ぎ、質のよいふわっとした筋肉を作ることができます。どうぞお役立てください。

執筆者:
美宅 玲子