遅くまで起きていても次の日スッキリ!少ない睡眠でも眠くならない技3つ
■寝不足は4日まで
チューリッヒ大学のボルベイ教授の研究では、一日4時間の睡眠を4日間続けると、「レム睡眠」という眠りが浅く記憶を整理する睡眠の時間が減ることがわかりました。レム睡眠は心を休め整える効果もあり、この睡眠時間が減ると心が乱れやすくなるともいえます。
そのため、睡眠時間が4時間前後の日が続いた場合、3~4日に1度は、6~8時間の睡眠が取れる日をつくり、経験を記憶させ心を休ませましょう。
■徹夜したら3時間睡眠
徹夜をしてしまった、そんな日は、できれば午前中に3~4時間程度の睡眠をすることがオススメです。
しかし、徹夜をしたからといって夕方まで寝ると、昼夜が逆転してしまうのでNG。夜になっても眠れなくなったり、眠りの質が悪くなる可能性があります。できるだけ徹夜は避け、少しでも夜のうちに睡眠が取れるように仕事や遊びの調節をすると良いです。
また、休みの日だからといって夕方まで寝ることも避けましょう。自律神経が乱れやすくなり、“うつ”や“やる気が出ない”などの原因になります。
■15分仮眠が頭スッキリ
睡眠不足が続くと頭がもうろうとします。そんな時は“15分仮眠”がオススメです。
日中睡魔に襲われたときや、エステティックを受けているときの15分睡眠は、夜の90~120分と同じとも言われています。また、うたた寝は脳をリセットしてくれるため、起きたあとスッキリ感が強く感じられます。
ベッドで寝ているのと同じように、心臓の高さに頭が来るようにすることでより効果が高くなります。座ったままのときは、デスクにうつ伏せになったり、電車の中では下を向きます。
注意点は、眠り過ぎないこと!アラームなどをかけて、深い眠りに入らないようにします。起きられなくなって、仕事が溜まってしまいますよね……。
睡眠不足は美容にもよくありませんが、アンチエイジング効果のある成長ホルモンは、眠りの深いノンレム睡眠のときに分泌されます。
どんなに忙しくても徹夜は避け、12時から3時の3時間程度は寝るようにしましょう。そして、不足な睡眠時間は今回お伝えした方法で休息を入れましょう。
睡眠不足で頭がモヤモヤしていると、肥満にも繋がることがわかってきました。睡眠と上手に付き合い、体や脳をコントロールしましょう!
- 執筆者:
- 山田 みき