

今すぐできる!エレガントな姿勢のための“伸び伸び”習慣【骨盤編】
骨盤まわりを広げる伸び
前回は、基本の伸びを紹介しました。こちらは、主に背中を縦に広げる効果があります、今回は、骨盤まわりを広げるような伸びを紹介しますね。
〈方法〉
1. 椅子に座り、2つの坐骨(グリグリしたお尻の骨)で均等に椅子を押し、骨盤を立てて座る。
2. 両手を胸の前で組み、手の平を内側。胸の前で大きなボールを抱えるようにする(肘は軽く曲げておく)。
3. 息を鼻で吸い、口で吐きながら、お腹をのぞくようにしておへその下とみぞおちを後ろにゆっくりとしずめることで、背中を丸めていく。と同時に、手の平を体から遠く前方に離していく。
体は後ろ方向に、手は前方向に、お互い離れるように伸びていく。目線はおへそをみる。(机の前に座っている場合、両手で机を押すようにしながら行っても効果的)

〈ポイント〉
1. 背中を丸めるとき、おへその下とみぞおちを後ろにひっこめるようにしていく。
2. 背中を丸めるとき、特に腰まわりがじわーっと横に広がるような意識をもつ。
腰痛や骨盤調整にも効く!
腰回りが固まっている方は、最初は腰回りを広げるのが難しいと思います。少しずつ気持ちよく広げられるように練習してみてくださいね。
骨盤まわりのストレッチは、姿勢改善効果があるだけでなく腰痛の予防や、骨盤の歪みの調整にもなります。ぜひ皆さんも、今日から習慣にしてみてくださいね!
- 執筆者:
- 山中 朗子