肩の凝りを取る簡単ヨガポーズ 肩の凝りを取る簡単ヨガポーズ
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猫背からくる肩こりに!症状・原因別「肩こり解消ヨガポーズ」3つ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年07月31日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。デスクワーク、家事育児で凝り固まってしまう肩。ヨガには、体の凝りやこわばりをほぐして、ゆがみや偏りを取る効果があります。今回は肩の凝りを取る簡単ヨガポーズをご紹介致します。

腕が動きづらい肩こりに

肩・腕が上がりにくい、動きづらい方向がある場合、肩甲骨から肋骨周り・体側が硬い傾向があります。体側を伸ばすと腕が上がりやすくなり、肩周りの血行を良くすることができます。

体側を伸ばすマーメイドのポーズ

両膝を立てた座り方から膝を左右へ倒し、脚をずらした横座りになります。息を吸いながら右手を上げて、吐きながら左へ上体を倒します。右の体側が伸びるのを心地よく感じながら、深呼吸を5回繰り返します。息を吸いながら上体を起こし、反対側も同様に行います。

体側を伸ばすマーメイドのポーズ
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猫背からくる肩こりに

背骨が丸まり肩が前に出ると、肩の前の筋肉が縮こまって硬くなり、凝ってきます。後側も重たい頭を後へと引っ張り戻すために凝り固まります。胸を開き、肩を後ろに引く柔軟性を取り戻したいものです。

弓のポーズ

うつ伏せになり、両膝を曲げて、両手で足先をつかみます。息を吸いながら両膝を持ち上げて、肩が後へ引かれ、胸が開かれるストレッチ感を味わいます。腰が痛い場合は無理をしないようにしましょう。

弓のポーズ
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首から背中にかけてが凝っている場合に

肩甲骨の間や首、背骨周辺などが広く凝り固まっている場合は、背骨を大きく伸ばすポーズで背骨や肩甲骨のしなりを取り戻すのがおすすめです。

すきのポーズ

仰向けになり、両足を上に持ち上げます。両手で床、お尻、腰を押しながら脚を頭上を乗り越える方向へ持っていき、背骨が海老のようになります。無理のない位置でキープしながら、深呼吸を5回繰り返してからゆっくりと元に戻ります。

すきのポーズ
画像出典: 美LAB.

首を曲げるなどのよそ見はしないようにしましょう。首から肩・背骨全体が強く伸ばされる、凝り解消ポーズです。

おわりに

いかがでしたか?動きの大きなポーズですが、最初は小さな動きから少しずつ無理しないように行い、徐々に慣れていきましょう。それにつれ肩こりもすっきりしてくることでしょう。

執筆者:
美宅 玲子