肩の凝りを予防する、簡単ピラティス 肩の凝りを予防する、簡単ピラティス
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肩こりは予防できる!簡単ピラティスエクササイズ3つ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2016年08月03日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。「デスクワークをしているから、職業柄肩こりになるのは仕方ない」などと思う人がいるかもしれません。普段無意識にしている肩の動かし方・体の動き方を見直して再教育することで、悪姿勢や肩こりは防ぐことができます。今回は、そういったことを行うピラティスをご紹介致します。

肩の凝らない肩の筋肉の使い方

背筋を伸ばした体勢で、両肩を持ち上げてみて下さい。首や肩の内側が持ち上がるような、力みを感じましたか?それが、肩こりを呼び起こす筋肉を使うクセです。NG⇒画像/左】

肩を持ち上げた時に、肩の内側がゆるんでたるむくらい力を抜いて、吊り上げるようにする練習をしてみましょう。OK⇒画像/右】

肩の凝らない肩の筋肉の使い方のイメージ
画像出典: 美LAB.

分かりづらければ、片手で反対側の肩の内側を触りながら肩を持ち上げて、肩にぎゅっと力が入らないようにします。

肩の凝らない腕の持ち上げ方

両肩をストンと下ろしてリラックスした状態で、両腕をカモメの翼のように持ち上げてみましょう。

OK⇒画像/上、NG⇒画像/下】

肩の凝らない腕の持ち上げ方のイメージ
画像出典: 美LAB.

腕は上げるが肩はリラックスして下ろしておくことが、肩こり予防のポイントです。慣れてきたら、日常生活でスマホを持つ手や荷物を持つ手でも、肩を下ろしていられるように練習しましょう。

肩こりの原因の猫背を解消

みぞおちを上に向けて、太陽の光を受け止めてみましょう。あごだけ上げるのではありません。

OK⇒画像/左、NG⇒画像/右】

みぞおちを上に向けるイメージ
画像出典: 美LAB.

「胸を張る」「背筋を伸ばす」と言うと、かえって背中や腰が緊張して疲れてしまう人でも、胸を持ち上げるだけで、肩こり猫背姿勢が矯正されるだけでなく、気持ちも上向きに晴れやかになってくるものです。

おわりに

いかがでしたか?筋肉の使い方は、人それぞれ習慣があり、それを肩こりにならない使い方へ修正していくことで、簡単に予防することができます。ぜひお試し下さい。

執筆者:
美宅 玲子