

1日20分でOK!散歩の習慣が心と体にもたらす嬉しい効果とは・・・
うつ予防効果
1日15分~30分程度のウォーキングにはうつ予防効果や、軽度のうつであれば改善効果があることが分かっています。それは適度な運動によって、幸福感をもたらすβエンドルフィンや、快感情につながるドーパミン、心を穏やかに保つ神経伝達物質セロトニンの分泌量が増えるから。たくさん歩かなくてもいいので、毎日続けることが大切です。

ダイエット効果
・食後30分後の散歩にはダイエット効果が期待できます。それは、食事をとってから血糖値が上がる30分後に体を動かすことにより、インスリンの力を借りず血糖値を下げられるからです。
インスリンは、血中の余った糖を脂肪細胞に運ぶことで血糖値を下げますから、たくさん分泌されると太ってしまうのです。食後の散歩で血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量を減らすことでダイエットに繋がります。10分程度でも効果があるようですので、負担なく続けられるはず。

・朝の散歩にもダイエット効果があります。1日の始まりに血行を良くし体温を上げることで、その日1日の活動代謝が上がるからです。
運動の効果は、実際に体を動かしているときだけ発揮されるのではありません。運動後も燃えやすい体を維持してくれるのです。ですから、運動時の消費カロリーを気にする必要はありません。アスリートほど動かない限り、運動時の消費カロリーって結構動いたつもりでも知れてますから。それよりも無理なく続けられること、やっていて気持ちいいと思う体の動かし方を知ることが大切なのです。

朝日を浴びながら呼吸を楽しみ、寝起きの脳を目覚めさせるように散歩するのはいかがでしょう?ウォーキングしようと意気込むよりも、目覚ましの散歩くらいの気軽さが長続きの秘訣です。
ポジティブ思考やアイディアが生まれる
座って考えるよりも歩いているときの方がポジティブな発想ができたり、新しいアイディアが生まれることが分かっています。テンポ良く一定のリズムで体を動かすことにより、脳が活性化されるからです。好きな音楽を聴きながら散歩するのはとてもおすすめ。ランウェイを歩いているつもりで、酔いしれて歩いてみるもいいかもしれません。
いかがでしたか?長時間、長距離を歩くよりも、綺麗な姿勢で心地良く歩くと効果的です。まとめて20分歩かなくても、朝10分、夕食後に10分というように小分けにしてもOK。あまりルールを作らずに、楽しみながら毎日続けることを優先してくださいね。
- 執筆者:
- 愛子