立ち仕事・座り仕事の腰痛改善!つらい凝りや痛みに効く、腰ケアストレッチ3つ
家に帰ったらしたいストレッチ
深呼吸を繰り返すと、お腹や胸よりも腰や背中、肩の後ろ側に広がりを感じて、疲れた背面部に気持ちのいいストレッチができます。
さらに、お腹とももの間に大きめのボールをはさんでおくと、腰をもっと伸ばすことができます。ボールがない時は、お腹を凹ませて、お腹とももの間にすき間を空けて、すき間をのぞくようにします。この腰の伸び感をよく覚えておいて下さい。
立ち仕事の合間のストレッチ
立ち仕事で疲れた時、立ったままできるストレッチをご紹介します。「子供のポーズ」でお腹を凹ませた時のように、立ったまま両膝をゆるめてお腹を凹ませ、しっぽ(尾骨)をたくし入れるようにお尻をすぼめて、腰や背中の伸び感を作ります。
腹筋を使って、お腹をパンチされたような形を作ることがポイントです。
座り仕事の合間のストレッチ
座り仕事で集中していると、前のめりになってきて、骨盤が前に倒れたまま腹筋がゆるんで腰や背中、肩が凝ることがあります。
「子供のポーズ」でお腹を凹ませた時と同じように、腹筋に力を入れてお腹を凹ませ、しっぽ(尾骨)を中にたくし入れるようにすると、縮んだ腰のストレッチができます。
逆に、背中が丸まって腰や肩が凝っている場合は、腰や背中が伸ばされて疲れているので、ぐーんと伸びをして背中やわき腹を長くして、そのまま骨盤を起こして腹筋に力を入れてキープをするようにします。
おわりに
いかがでしたか?腹筋でお腹を凹ませることで、腰が気持ちよく伸びる感覚がつかめましたでしょうか。この感覚を覚えれば、いつでもどこでも再現して腰をケアすることができますし、腹筋に力を入れておけば姿勢が崩れにくく、そもそも腰や背中が張りにくいものです。
毎日の仕事姿勢ですから、「職業病」とあきらめずに、少しでも体を楽にするストレッチを続けてみて下さいね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子