手早く疲労回復!デスクでパパッとできる骨盤の運動7つ
その場尻踏み
椅子に座ったまま、左右交互にお尻を持ち上げて、足踏みならぬ「尻踏み」をしてみましょう。腕を振ると、動きやすくなります。ウエスト・わき腹・下腹の筋肉が使われ、冷え解消やゆがみ解消になります。
骨盤ねじり
椅子に座ったまま、回転いすを回転させるようなイメージでウエストをねじり、骨盤を回転させます。腕を振ると、動きやすいです。ウエスト周りの筋肉を使い、引き締めや内臓マッサージになります。
骨盤倒し
・骨盤でぐるりと円を描くように倒して回す
以上の動きをします。骨盤周りの筋肉のコリやゆがみを取り、便秘の解消をします。
骨盤の呼吸法
手をゆるめ、お腹をゆるめて下腹が膨らむように息を吸い込みます。下腹が呼吸でゆっくりと大きく動く呼吸を、1分間繰り返します。骨盤周りがポカポカと温かくなり、便秘の解消や内臓のマッサージ、自律神経の働きを整える、冷え解消などができます。
浄化の呼吸法
椅子に座ったままお腹に両手を当て、口をややすぼませて、吹き矢を吹くように爆発的に、一気に細く息を吐く呼吸法です。
その瞬間お腹は凹み、ゆるめるとすぐ息が入ってお腹が膨らみます。1秒に1回程度のスピードで、この呼吸法を30回繰り返します。慣れてきたら60回に増やしても構いません。腹筋を力強く使い、腰周りを引き締め温め、内臓をマッサージして便秘の解消をします。
お尻のストレッチ
パンツ・もしくはロングスカートの時にできます。椅子に座ったまま、片足の足首を反対足の膝に乗せて、背筋を伸ばします。息を吐きながら骨盤から上体を前に倒し、できるだけ乗せた脚の膝も外側へ倒します。
深呼吸を5回以上繰り返し、息を吸いながら起き上がります。脚をほどいて、反対側でも同様に行います。
お尻の筋肉が伸びるため、股関節が柔らかくなり、リンパの流れを良くし、下半身の冷え解消、腰痛予防、むくみ解消などができます。
こぶしマッサージ
椅子に座ったまま、こぶしで骨盤周りの骨のキワをマッサージします。骨のキワにはツボが集まっていて、筋肉のコリをほぐして、腰痛予防、股関節柔軟、腸の働きを整える、下半身むくみ解消、冷え解消などに効果的なツボを刺激することができます。
おわりに
いかがでしたか?腰回りがポカポカと温まり、全身へと伝わっていくのが感じられたでしょうか。骨盤は体の中心・要です。ほぐれて温かく、ゆがみのない快適な状態をキープして、お仕事・勉強・家事を乗り切って行けますように。
- 執筆者:
- 美宅 玲子