

モデルや芸能人にも大人気!「酵素玄米」の魅力とは?
「酵素玄米」とは
酵素玄米の発祥は「長岡式酵素玄米」と呼ばれておりますが、その炊き方や熟成の仕方など、定義と言いますか、厳密な方法があります。
最近はやりの「酵素」とは違った意味の「酵素玄米」になります。混乱される方、勘違いされる方も多いようですが、酵素が生きてる玄米という意味ではありません。

作り方は、玄米を小豆と自然塩を入れ、圧力鍋を使って炊いていきます。以前の記事でお伝えした玄米ごはんの炊き方をご参照ください。
長岡式酵素玄米では、独自の洗い方や塩の盛り方、入れ方、炊き方がございますが、全く同じレシピ、炊き方でなくても酵素玄米を作ることは可能です。
消化に負担をかけない玄米
酵素玄米はメイラード反応を起こすことにより、熟成され抗菌作用があり、腐ることなく保温されている状態で、何日間も美味しくいただくことができます。
圧力鍋で炊いた玄米を保温ジャーで保存し、一日一回かき混ぜ、3~4日目頃がいちばんの食べごろと言われています。日が経つごとにもちもちした食感になり、消化しやすい玄米の状態に変化し、メイラード反応によって、色もどんどん濃くなっていきます。
小さなお子様でも歯が悪いご年配の方でも、比較的消化に負担をかけずに美味しくいただける玄米として人気が高いです。

玄米よりも柔らかく、甘い!
今は高機能炊飯器もあり、酵素玄米がボタン一つでできる専用の炊飯器もあります。(普通のごはんももちろん美味しく炊けます)
圧力鍋で玄米を炊き始めると、その手軽さと、美味しさで、炊飯器には戻れない方ばかりだと思いますが、また違った玄米の食べ方として、酵素玄米にチャレンジしてみるのもいいですね。
効果としては玄米ごはんをいただくのと変わりありませんが、食べやすくなり、美味しく感じやすくなります。柔らかくもちもちして、お米の甘さが引き立ち、お赤飯を食べているような感じですので、おかずがなくてもそのままで美味しいごはんになります。
時間がたっても美味しい
酵素玄米は、おむすびにしてお弁当や出かけた先で食べることが手軽であり、ごはんがパサパサしないので、時間が経っても美味しくいただくことができます。
毎日ごはんをたかなくても、寝かせて美味しくなる特徴がありますから、忙しい人にはとっても向いている食べ方かもしれませんね。
酵素玄米の炊き方や、酵素玄米を使ってバリエーション豊かなお料理に変身させるお料理教室を、毎月表参道の「たまな教室」にて開催しております。僭越ながら、私が講師を担当しておりますので、気軽にご参加されてみてくださいね。

- 執筆者:
- 室谷 真由美