おなかのたるみを防ぐには・・・大腰筋を鍛える「その場足踏み」
なぜ、「大腰筋」が大切なのか
大腰筋の役割は、骨盤の位置を保ち、下半身をしなやかに動かすこと。大腰筋が衰えると、骨盤の位置がずれて内臓が下がり下腹がぽっこり出てしまったり、下半身の筋力が低下して太りやすくなったりしてしまいます。また、姿勢が崩れるため、新陳代謝が衰えて太りやすい体質を招き、冷えを進行させてしまうことも・・・!
おなかのたるみや下半身の体型崩れを防ぐには、年齢とともに衰えやすい大腰筋を、日々の姿勢や筋トレで鍛えることが大切です。
大腰筋を鍛えるには「もも上げ足踏み」がおすすめ!
大腰筋は、使わなければどんどん衰えてしまいます。骨盤あたりの筋肉は、普段の歩行ではあまり刺激できません。しっかりと足(もも)を上げ、腰を動かさなければ刺激できませんよ。
そこで今回は、大腰筋を手軽に刺激できる「もも上げ足踏み」トレーニングをご紹介します。
1. 背筋を伸ばして正面を向き、まっすぐに立つ
2. その場で大きく手を振りながら、1分〜2分足踏みをする
その場で足踏みをするだけ。2ステップでできるお手軽トレーニングですが、次の3つを意識することが大切です。
1. 足踏みはゆっくりでOK
2. 太ももを床と平行になるまでしっかり上げる
3. 慣れてきたら、太ももを上げたまま30秒〜1分キープする
ただ足踏みをするのではなく、太ももをしっかりと上げることが大切。最初は床と平行になるまで上げるだけでもかなりキツいトレーニングかもしれません。慣れてきたら上げたままキープすると、もっと筋力をアップさせることができますよ。
その場でできるトレーニングなので、隙間時間に最適。ぜひ下半身のメリハリづくりに取り入れてくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota