

姿勢が美しい女性の習慣【歩きスマホ編】
厳禁!歩きスマホ
ついつい、歩きながらスマホをいじってしまう、という方も多いと思います。最近は「歩きスマホ」の危険性が指摘されていますが、周囲とぶつかったり転倒したりといった事故の危険ばかりではなく、どんどん姿勢が悪くなる危険もあるのです。

歩きスマホで姿勢が悪くなる原因
1. 体幹が弱くなる
スマホを見ながら歩いている方は、腹筋がゆるんだ状態で歩いている方が大半です。すると、骨盤を安定させる力(=体幹)がどんどん弱くなり、骨盤が歪むことで、姿勢が悪くなるのですよ。
2. 前後の歪み
歩きながらスマホに集中していると、下を見て前かがみの姿勢で歩いていることになりますね。そうすると、背中が丸まり、猫背の原因になります。
3. 左右の歪み
歩きスマホは、片手だけでスマホを操作することが多いですよね。すると片方側に重心がかかり歪んだ姿勢で歩くことになったり、片方の手の指先や手首だけに負担がかかり、体の左右バランスが悪くなります。

スマホの代わりに見るもの
ちょっとしたことですが、毎日の習慣が姿勢に大きく影響を与えます。皆さんも少しずつ、歩きスマホの習慣、見直してみてくださいね。
もし歩きながらスマホを確認する必要があるときは、いったん立ち止まり、両手を使ってスマホを操作、スマホは首元あたりの高さまで持ち上げて操作すると、姿勢への影響を軽減できます。
そして、歩いているときは、スマホではなく、きれいな空や景色を眺めたり、季節や自然を感じてみましょう。視野が広がり、素敵な発見や出逢いも広がるかもしれませんね。
- 執筆者:
- 山中 朗子