年々太りやすく、痩せにくくなるボディに喝!ゆるっと体質改善する方法
年齢とともに太りやすく、痩せにくくなるのはなぜ?
太りやすく、痩せにくくなった、最大の理由は「基礎代謝の低下」。20歳を過ぎたころから基礎代謝の約4割を担う筋肉量が、年に1%程度減少するといわれています。そして、内臓脂肪の蓄積を抑える働きがある女性ホルモンも、20代後半をピークに徐々に減少していき、この状況に拍車をかけているようです。
太りにくく、痩せやすい体質に改善する方法
体質を改善したいと思っても、ストイックに努力しなければならないようなハードなエクササイズなどは続けていくのも難しいですよね。そこで、おすすめなのが無理のないことを毎日コツコツと続けていく方法です。
1. こまめに体を動かす
毎日ジムに行ったり、走ったりしなくても体に筋肉をつけ、代謝を高める方法はあります。そのためにはまずこまめに体を動かすこと。座りっぱなしは血流やリンパの流れを悪くし、むくみをまねくことに。放置すると脂肪細胞が肥大化してセルライトを作り、ますます太りやすく痩せにくい体質になる恐れがあります。
そこで、デスクワークの合間にも席を立つ時間をつくる、オフィス内の移動や通勤、買い物の際はできるだけ歩くなど体を動かす機会を増やすよう心がけましょう。
2. 朝型の生活にシフトする
夜型の生活は自律神経を乱す大きな原因になるといわれています。そのため夜型の生活をしている人は、朝型の生活に切り替えることをおすすめします。
まずは朝起きる時間を決め、できるだけ同じ時間に食事をとるなど規則正しい生活を心がけましょう。そうすることで、自律神経も女性ホルモンのバランスも整える効果が期待でき、体質改善に効果的です。
3. バランスのとれた食生活を送る
痩せたいと思うばかりにカロリー制限に躍起になり、肉などのたんぱく質を控えていると筋肉量の低下をまねき、逆に太りやすく痩せにくい体質になる恐れがあります。各栄養素をバランスよく3食食べるよう心がけましょう。
4. 我慢ばかりはNG!週に1度のご褒美DAYを作る
ダイエットに我慢はつきもの。とはいえ、あまりにストイックにやり過ぎるとストレスが溜まり、ドカ食いをまねく恐れがあります。また、ストレスは老化の大敵である活性酸素を多量に発生させることにつながるため要注意。週に1度はご褒美DAYを設け、甘いものやカロリーの高い食品を加減して食べるなどし、メリハリをつけることが大切です。
5. エゴマ油を1日小さじ1杯摂取する
エゴマ油には、油を分解して脂肪を溜まりにくくする働きのあるα-リノレン酸と、その働きを助け、脂肪の燃焼を高めてくれる効果のあるペルオキシソームが豊富に含まれています。また、ブドウ糖の吸収を抑える効果のあるロズマリン酸も豊富。それらの働きにより、エゴマ油はダイエット効果が大いに期待できるとして、今注目を集めています。
ただし、エゴマ油は酸化しやすいため、開封後は冷蔵庫で保管し、熱を加えずに生で摂取する必要があります。
どれもほんの少しの心がけで続けることができるものばかり。今日からゆるっと頑張ってみませんか?
- 執筆者:
- 遠藤 幸子