種類を知って効果的に解消しよう!シワの種類別解消法 種類を知って効果的に解消しよう!シワの種類別解消法
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種類を知って効果的に解消しよう!シワの種類別解消法

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング…
2016年01月07日
乾燥、ハリ・弾力の低下、表情グセなどシワができる要因は様々ですが、シワにも種類があることをご存知でしょうか。シワとひとくくりにしてしまいがちですが、シワの種類を知ってそれに合った対策をとることで比較的早くシワを解消できる可能性があります。そこで、今回はシワの種類別解消法をご紹介したいと思います。

小ジワ(ちりめんジワ)

乾燥が主な原因となっている可能性が高いのが小ジワ(ちりめんジワ)。20代から見られるエイジングサインで、目元などよく動かす部分にできるのが特徴です。セラミドなどの保湿有効成分が配合されたコスメやアイクリームを使用することで、改善の見込みがあります。

また、洗浄力の高いメイクアップリムーバーの使用頻度が高いと、小ジワが現れやすい傾向にあります。そのため、ウォータープルーフやラメが入った落ちにくいアイメイクは毎日せず、軽いアイメイクの時にはドラッグストアなどで販売されているオリブ油など、洗浄力が低く肌に負担をかけにくいアイテムでメイクを落とす日を設けるなど工夫しましょう。

メイクを落とすイメージ
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表情ジワ

表情の動きによってできる表情ジワ。若い時には肌にハリ・弾力があるためすぐに戻る傾向にありますが、年齢を重ねるごとに深くなって定着してしまう傾向にあります。

表情ジワを解消するためには、まず第一にしっかりと保湿すること。乾燥しているとシワが定着しやすくなるため注意しましょう。また、肌のハリ・弾力を高めることで表情ジワの定着を防ぐ効果が期待できます。そのためコラーゲンなどの肌の深部に働きかける効果のある、レチノールやビタミンC誘導体などの成分が配合されたコスメを使用することが効果的です。

大ジワ

一般にいわれるシワはこれにあたり、真皮の衰えが主な原因であるといわれています。眉間のシワやほうれい線、首のシワなどがこれにあたります。

姿勢が原因となっている場合もあるためこれを見直すほか、表情ジワ同様、コラーゲンなどの肌の深部に働きかける効果のある、レチノールやビタミンC誘導体などの成分が配合されたコスメを使用しましょう。

シワのイメージ
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このほか、シワの種類に関わらず年間を通して紫外線を防止することも大切です。小ジワ以外のシワは長期戦を覚悟して、じっくりと対策をとりましょう。

執筆者:
遠藤 幸子