実際はどうなの?「オーガニック」の現状と付き合い方 実際はどうなの?「オーガニック」の現状と付き合い方
画像出典: fotolia

実際はどうなの?「オーガニック」の現状と付き合い方

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。マクロビオティックベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開…
2015年11月17日
「オーガニックとは?」と聞かれてみなさんはどのようにお答えしますか?いまさら聞けないことや、人ぞれぞれの解釈もあるため、どれが本当かわからなくなっているのではないでしょうか?今日は「オーガニック」について詳しくお話していきます。

オーガニックとは

オーガニックとは一般的には有機的なということになり、無農薬栽培のもの、添加物が含まれていないものなど、共通の意識があると思います。オーガニックライフやオーガニックフード、オーガニックコスメなどなどカテゴリによっては、少し異なった解釈での捉え方もあるようです。

例えば、オーガニックを「自然な、ナチュラルなもの」と解釈をして打ち出す場合、全てが有機栽培のもの・有機の素材ではない場合もあり得ます。もちろん、認定を受けていなければ商品などに明記はできませんので、判断する上での明確さはありますね。

オーガニック食品のイメージ
画像出典: fotolia

日本のオーガニックの現状

先日「Organic Day Japan」のイベントに行って来ました。そちらでの情報によると、日本ではオーガニックがまだ1%未満なのに対し、オーガニックが盛んに見えていたアメリカでも5%だそうです。この数パーセントでの幅から感じ取れる、需要と供給率を見ると、これからの日本は伸び率が非常に大きく大変楽しみなマーケットの1つでもあると思います。

無理なく楽しく取り入れましょう

オーガニックではなくとも、マクロビオティックやVEGAN・ベジタリアンフードの商品開発が、大手企業でも積極的に行われてきています。そんな中、大豆や玄米、発酵食品、日本食、そして、乳製品や卵・白砂糖や添加物不使用のスィーツなどに大変注目が集まっています。

私も「玄米」や「グルテンフリー&VEGAN・RAWフードスィーツ」などに力を入れて、多くのかたに広めるための講座を設けてやっております。楽しく美味しく食べて、いつの間にか意識が変わっていくことが最も自然体であり、無理なくナチュラルに取り入れていける方法だと思います。

オーガニック食品のイメージ
画像出典: fotolia

ご褒美スィーツでお手軽に

ナチュラルに取り入れるきっかけとして、スィーツはいろんな方が手軽に取り入れやすく、食べやすいものであり、しかもプレゼントしやすいアイテムだと思います。「これ、とってもお肌にいいスィーツなの」とプレゼントされたとしたら、とっても嬉しくありませんか?

スーパーフードを使ったスィーツや、小麦粉ではなく米粉やグルテンフリーのものであれば、腸にかかる負担が少なくてすみますから、肌トラブルにもなりにくい。そして、甘味料の質や、添加物が入ってないことからも、太るだけのスィーツでもなく、むしろ、栄養価が高いご褒美スィーツと言えますね。そんなスィーツが簡単に作れるようになりますので、ぜひビューティーフード・スィーツ講座ご興味あれば覗いてみてくださいね。

美意識が高い方はもちろんのこと、オーガニックを取り入れた生活をすることこそが、現代人に最も必要なことだと思います。

執筆者:
室谷 真由美