

ヘルスコンシャスなニューヨーカーの間で大人気の抹茶!【リラックスポイント】
抹茶のリラックス効果
抹茶に多く含まれている旨み成分は「テアニン」と呼ばれるアミノ酸の一種。独特の爽やかな甘みや旨みを形成します。抹茶には、番茶(茶色系の熟成されたお茶)の約12倍のテアニンが含まれています。
また注目すべきはそのリラックス効果。テアニンを摂取すると、約40分後に脳の「α波」と呼ばれる、リラックス時に多く発生する脳波が発生するといわれています。
「お茶を飲んで一息つく」とよく言うように、ホッとしたい時やリフレッシュしたい時に抹茶はピッタリの飲み物といえます。

抹茶はカフェインの働きを緩やかにしてくれる
コーヒー1杯(約150ml)中にカフェインが約60mg含まれているのに対して、同量の抹茶には約95mgのカフェインが含まれています。
「え、そんなに多いの?夜飲んだら眠れなくなりそう・・・」と心配になったみなさん、ご安心を。抹茶に含まれるテアニンにはカフェインの興奮作用を抑え、緩やかにする働きがあるんです。カフェインは自律神経の働きを高める、集中力を高める、利尿作用、眠気覚ましなどの効果があります。
ただしカフェインは摂りすぎると、自律神経のバランスが乱れ、睡眠障害や疲労感などを引き起こす原因となる恐れがあります。摂りすぎには注意しましょう。
特に抹茶にはカフェイン以外にも有効成分が大量に含まれているため、摂りすぎるとカラダへの影響が少なくありません。妊娠中の方や小さなお子様は出来る限り控えることをおススメします。
いかがでしたか?
驚くほど栄養価の高い抹茶。濃厚な抹茶をそのまま頂くのはもちろん、抹茶を牛乳や豆乳とあわせて飲みやすいラテにしたり、粉末を使ってお菓子を作ったり、お塩などの調味料とあわせてみたり・・・。様々な使い方がある抹茶、これからはもっと身近な食材として食生活に取り入れて楽しみながら、カラダの中からキレイを磨こうではありませんか。
- 執筆者:
- 國塩 亜矢子