寝ている間に美脚になれる!? 3分でできるフットマッサージ【1】

足は別名“第二の心臓”。心臓へと体液循環を促す重要なはたらきをしています。長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事などで足の筋肉をあまり使わない日は、夕方になるとむくんでだるくなるという人が多いと思います。これは、上半身へと体液循環を促す筋肉のはたらきがうまく機能しなかったため。疲労物質や老廃物の流れが渋滞し、溜まっている状態です。

体液循環が滞ったままでは、栄養素や老廃物の運搬がうまくいきません。すると、慢性的なむくみに悩まされたり代謝が悪くなったりと、よくないことばかり。寝る前に足をマッサージすることで体液循環を促し、老廃物や栄養素の運搬をスムーズにしましょう。代謝がアップして、痩せやすい体質へと整える効果も期待できますよ。

今回は、足先の血行をよくして全身の体液循環を促すマッサージ法をご紹介します。

【基本の姿勢】
足のマッサージをするときは、マッサージしたい足を反対側の足の上に乗せると楽にマッサージをすることができます。

（1）手の指を足の指と指の間に入れ、左右に回す
靴や靴下などによって足先が縮こまると、体液循環が滞ります。まずは指先を解放するところから。足の指と指の間に手の指を入れ、大きく左右に2〜3回ずつ回します。

（2）足裏全体を両手で持ち、全体にまんべんなく圧をかける
指を解放したら、今度は足の裏を刺激します。ペタペタとスタンプを押すようなイメージで、足裏全体に手指で圧力をかけて揉み込みます。

（3）足の甲も同様に、全体にまんべんなく圧をかける
足の甲も足裏と同じように、甲全体に手指で圧をかけて揉み込みます。

手で触って冷たい場合は要注意。体液循環が滞り、冷えている可能性が高いです。このマッサージをすることでほんのりと血色がよくなり、温かくなるのを実感できるはず。冷え性の改善や代謝アップ効果も期待できますよ。

寝ている間の疲労回復や肌のターンオーバーを促進し、むくみ知らずの美脚を育てる効果が期待できる足のマッサージを、ぜひ寝る前の習慣として取り入れてくださいね。

※注意事項
・体調や肌にトラブルがある場合は避けましょう（食後すぐのタイミングも避けることをおすすめします）。
・内蔵や循環器系などに持病がある場合や、現在通院中の病気等がある場合は専門の医師に相談してからおこなってください。