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あなたの汗、ベタベタ汗?サラサラ汗?サラサラ汗をかく方法

大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…
2018年07月26日
外出するだけでもじんわりと汗が出る季節ですよね。ベタベタするからなんだか嫌だな‥と感じることもありますよね。ですが体の代謝機能の一つとして汗を出すことはとても大切です。その中でもサラサラの汗をかく方が良いと言われております。ベタベタ汗とサラサラ汗の違いとサラサラ汗をかく方法をご紹介します。

■ベタベタ汗とサラサラ汗の違いとは?

なぜ、汗をかくかご存知ですか?体内に溜まった熱を放出することで汗として発汗し、体温調節しながら体や脳のバランスをとっています。

汗の原料となるのは血液であり、血液から赤血球を取り除き、血しょうという液体から汗の元が作られています。汗の成分のほとんどは水で匂い物質は、ほとんど含まれておりません。

その汗はエクリン腺から出ており、もう一つは毛穴の奥にあるアポクリン腺からも汗が分泌され、皮膚表面の皮脂や垢によって細菌が分解したり酸化することで匂い物質が発生し汗が臭うということがおきます。

しかし、その汗のろ過機能の段階で汗の量が多すぎたりすると濃度が高くなり、蒸発しにくくなることでベタベタしたり、余分な成分を含むことで匂いが発生しやすくなります。日頃から運動や入浴などで汗をよく出し、汗腺を鍛え、汗の濃度を薄くしておくことでベタベタ汗ではなくサラサラ汗をかきやすくなります。

運動
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■汗腺を鍛えてサラサラ汗をかきやすくするには?

(1)半身浴で発汗する
お風呂に入る前にコップ1杯の常温のお水を摂り、シャワーで身体を洗った後、38℃~40℃ほどの湯船に胸下あたりまで20~30分ほど浸かりましょう。ゆっくりと身体を温めながら少しづつ温かいお湯を足して5分間全身浴しましょう。

身体の芯が温まるとじんわり汗が出てきやすくなります。入浴後もコップ1杯の常温の水を摂るようにしましょう。日中はクーラーや扇風機の効いた部屋にいて、あまり汗をかかないという方は身体の芯まで冷え切っていたり、たまにかく汗がベタベタすることも‥。日頃から入浴によって汗を出しておくことでサラサラ汗をかくことができます。

(2)運動やエクササイズで汗をかくようにする
1日あたり1.5ℓ~2ℓの水分をこまめに摂取することで体内の塩分濃度を下げたり、水分代謝を活発にすることは最も大切なポイントです。

さらに運動やウォーキング、エクササイズによって身体を動かして汗を出すことも大切です。汗がなかなか出にくいという方にオススメなのは岩盤浴。筋肉を動かしながら身体の代謝機能を高めて汗をよく出しておくことで、普段のじんわりとかく汗がベタベタしにくくなるだけではなく痩せやすい身体作りにも繋がります。

半身浴
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汗をかくのは決して恥ずかしいことではありません。

体内の不要な老廃物を出すことや体温調節など、汗はとても重要な役割をしています。ですが、ベタベタする汗は不要なものを多く含み、匂いの原因にもなるため、日頃から汗をよく出す身体にしておき、常にサラサラ汗であることが理想的です。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者:
寒川あゆみ