【動画あり】カラダ年齢が10歳若返る!?1日3分でできるエクササイズを伝授!!
背骨は家に例えると大黒柱
背骨は家の大黒柱に例えられます。大黒柱は家全体を支える強さに加えて、地震の際には揺れる力を分散して耐えられるようにしなやかさも兼ね備えています。背骨も同じで、まっすぐ(理想的なS字カーブ)に立てて安定させる固定性と、どの方向にも自在に動かせる柔軟性の両方を合わせ持つことが大切なのです。
背骨が硬くなってしまう原因は?
背骨が硬いとお悩みのあなたにも、実は柔らかい時代がありました。それが幼少期です。無邪気に走り回ったり、体全体を使って感情表現をしていた子どもの頃は、背骨は柔らかかったはずです。それがいつの間にか硬くなってしまったのは、同じ姿勢を長時間とり続けたからです。
固まり方には大きく2種類あります。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
これらの固まりをほぐし、背骨を理想的なS字カーブに矯正する次のエクササイズをぜひ実践してみてください。
これがカラダ年齢を若返らせるエクササイズ「スパイン・ストレッチ」
※ご自宅では壁を背にして行なってください。
※足をまっすぐに伸ばすことが辛い場合は、お尻の下にクッションを敷いて行なうと楽に行なえます。
本当の年齢は背骨の柔軟性で決まる!
ピラティス氏は背骨についてこう述べています。「本当の年齢は生きている長さや自分がどう感じているかではなく、実は生涯を通じて背骨の自然な柔軟性の程度で決まるのだ。たとえ30歳であっても背骨が曲がらないほど硬ければ、その人は若くない。60歳でも非常に柔軟であれば、その人は若いのである」と。
心と体は繋がっています。体の大黒柱である背骨を柔らかくすれば、自然と心もしなやかになっていきます。いつまでも若々しくエネルギッシュでいるためにも、ピラティスで柔軟性のある背骨を手に入れましょう。
次回はアゴのたるみをスッキリさせるエクササイズ「サービカル・ノッド」をご紹介します。どうぞお楽しみに♪
- 執筆者:
- 出井 和也