

ヨガを自宅で行うためにはどうすれば良いの?ポーズの3つの手順をマスターしよう!!
体が硬いからヨガは無理・・・、そんなことはありません!!!
人によって体の硬さは違います。しかしそれはもともとの体質ではないのです。赤ちゃんの頃は誰でも体が柔らかかったと思います。しかし、人は歳を重ねるにつれて、日々の生活の積み重ねの結果、体の柔らかさに個人差が出てくるのです。要はストレスを抱えている人ほど体が硬くなりやすいのです。
ストレスを貯め過ぎると、心身へも様々な悪影響を引き起こします。日々時間に追われ心に余裕がない人、頑張っている人ほど自分自身を見つめ直す時間が必要です。そのために最適なエクササイズがヨガなのです。
『自分は体が硬いからヨガができない』という思い込みは捨てて、自分自身と向き合ってみてください。ここでは体が硬い人でも取り組みやすいヨガのポーズを紹介していきます。
ヨガの効果を得るための3つの手順
ヨガのポーズを取る際に、注意すべき点が3つあります。それは、【1】ポーズの形【2】呼吸【3】意識です。最初のうちは、これらを同時に行うのは難しいので、猫のポーズ《マールジャーラ アーサナ》でわかりやすく説明します。
【1】ポーズの形 まず最初に意識するのは、正しいポーズをつくることです。
【2】呼吸 次に意識するのは、正しいポーズを取りながらしっかり呼吸をすることです。
【3】意識 最後にポーズと呼吸を行いながら、心地よい刺激を感じて、そこに強い意識を向けます。
猫のポーズ《マールジャーラ アーサナ》を実践!
四つん這いになり、膝を広げて、正面を見てスタート。
1. 手と足を平行にし、上半身と床を平行にする。
2. ゆったりとした呼吸で吸う吐くを繰り返す。
3. 手足を安定させ、お腹がリラックスした状態を意識する。

息を吸いながら、背中を反らせ、目は天井に向ける。
1. 体が前に傾かないようにし、首を上げすぎないように反る。
2. お腹をゆるめてゆったりとした呼吸で鼻から吸う。
3. お腹を伸ばし、背中を反らす。心地よい刺激に意識を向ける。

息を吐きながら、背中を丸めて頭を中に入れ10秒キープし、ゆったり呼吸。
1. 体が後ろへ傾かないように背中を持ち上げる。
2. 腹式呼吸で吸う、吐くを繰り返す
3. 背中を伸ばし、お腹を引き上げ、心地のよい刺激に意識を向ける。

ヨガは、手足を伸ばせる畳一畳のスペースさえあれば、いつでもどこでも心身を緩められます。硬くなった体と心をほぐして、ストレスから解消し、本来の自分を取り戻していきましょう。
- 執筆者:
- 上村 朋美