食いしん坊ダイエッター必見!食後の高血糖を防ぐのは“油”だった!?
油が食後の高血糖を防ぐ?
炭水化物を食べるとき、食物繊維と一緒に摂る、おかずを食べてから最後に食べるなどすると血糖値の上昇を緩やかにすることができます。これは以前にもお伝えしましたが、なんと油と一緒に摂っても、その効果が期待できるのだとか!
管理栄養士の足立香代子さんは、著書「医師が信頼を寄せる栄養士の糖質を味方にするズルい食べ方 BEST100/WANI BOOKS」で炭水化物には油を足すと、食後血糖が上がりにくくなる※のだと説明されています。
おにぎり1個と、オリーブオイル1杯を加えたおにぎり1個の食後血糖変化を比べたところ、圧倒的にオリーブオイルをプラスした方が、血糖値の上昇の仕方が緩やかだったそうです。※
せっかくなら体にいい油を!
そうと分かれば、油を上手に利用しない手はありません!せっかくですから、体に良い油をプラスしましょう。おすすめの油はこちらです。
・亜麻仁油、えごま油
どちらもオメガ3という、必須脂肪酸(体内ではされないため食事から摂る必要がある脂肪酸)です。これらをプラスすれば、必要な脂肪酸を摂りつつ高血糖を防げるので一石二鳥では?ただし熱に弱いので、加熱せずに召し上がるのがおすすめ。また酸化もしやすいので保管には気を付けましょう。
・オリーブオイル
オリーブオイルに多く含まれる脂肪酸はオメガ9と言って、必須脂肪酸ではないのですが、体に優しいオイルの1つ。オリーブオイルに含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われています。また熱に強く酸化しにくいので、加熱調理にも使えます。
・ココナッツオイル
こちらに多く含まれている脂肪酸もオメガ9。抗酸化作用があるのでアンチエイジングにはもってこい。ココナッツオイルも熱に強く酸化しにくいので使いやすいオイルです。
摂り過ぎには気を付けて!
ただし、いくら油が高血糖を防ぐと言っても、たくさん摂ればやっぱり肥満の原因になります。また「揚げ物+ご飯」は、衣の糖質+ご飯の糖質+油になるので、太りやすいメニューと言えます。もちろんそんなメニューもたまにはOKですが、食べ過ぎには気を付けてくださいね。
※医師が信頼を寄せる栄養士の糖質を味方にするズルい食べ方BEST100/管理栄養士 足立香代子・著/WANI BOOKS
- 執筆者:
- 愛子