一度はやってみたい!「前後開脚」ヨガポーズ4選とコツ
前後開脚ヨガポーズの効果
前後開脚ヨガポーズに共通する効果は、股関節や骨盤周りの血行を良くして温め、ホルモンバランスを整えたり生理痛を和らげたりする効果が期待できます。
骨盤のポジションが正しくなるように気を配るので、体のゆがみを整え、体幹の筋肉を引き締めてくれるでしょう。
猿のポーズ
膝立ちの体勢から一歩前に踏み出したポーズです。
効果的に正しく行うポイントは、左右の腰骨を横並びに保ち、お腹を薄く凹ませて骨盤を起こすことです。足の前後の幅を狭くするほど、ポーズは取りやすくなります。
つるのポーズ
足を前後に開いて立ち、足の左右は腰幅程度の開きを保ちます。後ろ足はつま先を15度程度外へ向け、左右の腰骨を横並びに保ちます。
息を吸って骨盤から背骨をまっすぐに伸ばし、吐きながら骨盤から上体を前に倒すポーズです。骨盤が斜めに向かないように、正面を向けた状態で倒すのがポイントです。足腰が伸ばせる範囲で行います。
猿王のポーズ
猿のポーズとつるのポーズの融合です。猿のポーズから、左右の腰骨を横並びにし、骨盤をできるだけ立てた状態を保ったまま、前足を前に出して伸ばしていきます。
両足を伸ばしきるよりも、骨盤のポジションをキープする方を優先しましょう。最初は座椅子や畳んだ布団などに座って脚を前後に広げて行くと、やりやすいでしょう。そういった補助がない場合は、足で床を押す力が必要です。
仰向け一本足のポーズ
仰向けになり、片足を持ち上げてタオルを足裏にかけ、骨盤が傾かないように床に水平につけたまま、ゆっくりと引き寄せます。
慣れてくれば手の指で足の親指を持って行えるポーズです。比較的骨盤のポジションを正しくキープしやすいので、始めやすいポーズです。
おわりに
いかがでしたか?完全にべたっと広げようとするより、骨盤の位置を正しくコントロールすることの方が、より効果的です。慌てず少しずつ、お風呂上がりなどの体が温まった時などに続けてみて下さいね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子