立ったままできる!お腹引き締め&ヒップアップ
ももをすっきり、お腹引き締め、美尻をつくる骨盤の位置
ももが張りだす、お腹が出る、お尻が垂れる・・・これらは、ある共通した姿勢が作り出している可能性があります。
スマホを見ながら電車の中で立っている人に多い姿勢ですが、骨盤を前にスライドして、下腹の力が抜け、猫背になっている体勢です。これでは、ももの付け根がパツパツに突っ張り、そけい部のリンパの流れが悪くなるため、ももが張ってしまいます。また、お腹とお尻の力が抜けるので、お腹が出てお尻が下がってしまいます。
ももの前に手を置き、骨盤をわざと前にスライドします。
ももの前の筋肉の張りを感じたら、少しずつ骨盤を後ろにスライドして、ももの張りが抜ける位置でストップします。
そけい部にややくぼみができるこの位置では、お腹とお尻の筋肉がバランスよく使われ、引き締め&引き上げに効果的です。
骨盤の傾きを整える
次に、骨盤の傾きを整えます。骨盤の前後の位置が良くても、腰が反っていてはお腹がゆるんで出ますし、長い目で見るとお尻も垂れてきてしまいます。ももの付け根がタイトになるので、ももも張ります。
尾骨にしっぽがついていて、しっぽの先端に重りがついているとイメージしてみましょう。
重たい重りがかかとの間へ向かって下がっていきます。尾骨がかかとの間、つまり真下へ向かった時、骨盤が垂直に立ち、前後の筋肉のバランスが取れて、ヒップアップ&お腹引き締めに役立ちます。
お腹を薄くする仕上げ
骨盤の位置と傾きが整ったら、最後につま先立ちをしてみましょう。できるだけ前に行かないで、真上に伸び上がります。
自然とお腹周りに引き締まる力が入り、その緊張感を忘れないようにしながら、ゆっくりとかかとを下ろします。身長が高くなったようなイメージです。
おわりに
いかがでしたか?慣れてくれば一連の流れに1分もかからずできるようになります。ちょっと姿勢が崩れたかな、疲れを感じるな、コリやゆがみを感じる、という時のリセットにもなります。ぜひお役立てください。
- 執筆者:
- 美宅 玲子