腸もみのプロが教える、腸もみの秘めた可能性とは? 腸もみのプロが教える、腸もみの秘めた可能性とは?
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腸もみのプロが教える、腸もみの秘めた可能性とは?

一般社団法人養腸Brew理事。これまでに5,000人以上の腸をもんできた腸もみのプロ。プライベートサロンでは「腸を扱わせたら右に出るものはいない」と言われる手技で、溜めないカラダ、ココロ、内側(腸)か…
2015年08月28日
「痛い強さでもまれることが大きらい」の腸。腸の動きよくするポイントは、リラックスできる「強さ」「リズム」「環境」でもむこと。腸の動きが整うほどに感じる、カラダのすばらしい可能性について、紐解いてゆきましょう。

腸がリラックスすると

腸をもんでリラックスすると、本来の動き、つまり消化や吸収、排泄がスムーズになります。お通じが整いやすくなるのはもちろん、腸が温まって全身がポカポカしてくる、代謝がよくなる、頭痛や肩こり・腰痛が楽になる、月経痛や月経前の不調の軽減、風邪をひきにくい、アレルギー症状の緩和・軽減、気持ちがおだやかになるなど、数多くの素晴らしい効果や結果が期待できると言われています。

腸もみ最大のポイントを伝授

腸もみで一番大事にしてほしいポイントは、手のひらや指の腹をつかってゆっくり押しもむことです。つまり、痛いだけの強さでもまないこと。腸は自分自身。自分をやさしく労わる気持ちでお腹に手を当てます。

そのほか、次に挙げることも腸がリラックスしやすいポイントです。参考にしてくださいね。

・食後すぐ(1時間くらい)はもまない
・短い時間でいいので、できるだけ毎日もむ習慣をつける
・お腹周りの締めつけ感が少ない服装で
・ゆっくりとした呼吸に合わせて押しもむ
・強さの目安は心地いい~いた気持ちいい
・指は寝かせたまま、決して立てない

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これだけは覚えておきたい腸もみのポイント・まとめ

ポイントを見ても、腸もみって簡単かも・・・ということがわかってもらえたのではないでしょうか。なにしろ食後すぐは避けて、ゆっくりリズムで痛すぎない強さでもむだけです!腸をもむことは、じぶんを労わること、じぶんを知ること、じぶんを癒すこと、そしてじぶんを大切にすることとおなじです。毎日続けると腸の動きが手に取るようにわかってきますよ。

腸をもむことでそんなことが(起きるの)?とまだ信じきれない方、信じてやってみようかなと思った方、次回からの実践篇で実際にもんで体感してゆきましょう。

執筆者:
真野 わか