椅子のポーズ ヨガ 椅子のポーズ ヨガ
画像出典: 美LAB.編集部

「椅子のポーズ」で体幹を強化!むくみ・冷えにも効果的なヨガ

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!
2019年06月27日
「椅子のポーズ」は空気椅子のように真下にかがむことで、体幹を鍛えることができるヨガのひとつ。下半身全体のトレーニングにつながるため、むくみや冷えの改善も期待できます。今回はヨガインストラクターのHikaru先生に「椅子のポーズ」のやり方を教えていただきました!

「椅子のポーズ」で期待できる効果

偏平足の改善

足裏をしっかりマットに付けてバランスをとるため、偏平足の改善とともに足裏のアーチを強化させることができます。

むくみ・冷えの改善

空気椅子のような態勢になるため、下半身全体の強化につながります。全身の代謝が上がり痩せやすくなったり、むくみや冷え性の改善が期待できます。

体幹の強化

骨盤底筋群から腹筋を使い上体を安定させるため、体幹を強化することができます。

STEP1:骨盤を立てて真っすぐ立つ

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足裏全体をしっかりマットに付けて、骨盤を立て真っすぐ立ちます。

STEP2:お尻を下げていく

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つま先よりも膝が前に出ないように意識しながら、お尻を下げていきます。

POINT:お尻を後ろに引くように

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お尻を後ろに引きながらお尻を下げていくと、やりやすいのでおすすめです!

STEP3:もう一段階お尻を下へ

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もう1段階、お尻を下に下げます。膣を上に引き上げながら腹筋を入れると、太ももから意識が反れて楽に保てます。

STEP4:両腕を前から上げる

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息を吸いながら、両腕を前から上げましょう。

STEP5:両腕を伸ばす

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横から見たときに、両腕が背骨の一直線上にくる位置で伸ばします。

肩が上がりやすいので肩の力を抜き、耳と肩を遠く離してポーズをキープしましょう。

「椅子のポーズ」の注意点

椅子のポーズ ヨガ
画像出典: 美LAB.編集部

足は“小指~かかとまでを一直線”に

足をくっ付けた状態で立つとバランスが崩れてやすいので、足の位置は小指からかかとまでが一直線になるようにしましょう。やや内股気味の安定した立ち方で立つと良いです。

腕は“背骨の一直線上”に

胸や肩の柔軟性が無い方は、腕を上げたときに肩も一緒に上がってしまいやすいです。背骨の一直線上(骨盤と平行になる位置)に腕を持ってくることで、肩が上がることや首の詰まりが和らぎます。

肩が上がってしまうと深い呼吸ができなくなってしまうので、常に耳と肩を遠く離しておきましょう!

“尾骨を前側にたくし込む”ように意識

反り腰の方は、お尻を下げたときに腰が反ってしまいやすいです。尾骨を前側にたくし込むようにして腰を伸ばすことを意識して行いましょう。

「椅子のポーズ」のアドバイス

ヨガインストラクター
画像出典: 美LAB.編集部

「椅子のポーズ」は最初の内はどうしても太ももが辛い、集中できない…。という声を聞きます。実際に私もはじめは太ももがプルプルしてしまい、呼吸どころではありませんでした…。

ですが、上記でご説明したように骨盤底筋群を意識して、腹筋を引き入れることで太ももから意識が反れて集中しやすくなります!

お手洗いに行ったついでなどでもできるポーズなので、ぜひ日常的に取り入れてみてください♪

執筆者:
Hikaru