睡眠を改善する6つのコツ!「質の良い睡眠」を手に入れる方法
睡眠が不足するとどのようなデメリットがあるの?
ストレスや疲れが取れない
脳と身体は、睡眠によって休息します。睡眠が不足することで「ストレスホルモン」といわれるコルチゾールが分泌され、ストレスを増やすと考えられています。
脳機能が低下することで日中ぼんやりしたり、疲れが取れなかったり、身体のだるさが残ってしまいます。
肥満・体重増加
「ストレルホルモン」のコルチゾールは糖・脂肪・タンパクの代謝や、免疫機能に関わっています。睡眠が不足することで脂肪が増えて肥満の原因となったり、ダイエットを頑張っても痩せにくい状態になってしまいます。
肌トラブル
睡眠中に分泌される成長ホルモンは「若返りのホルモン」といわれ、お肌の水分量を増やしたり、新陳代謝を活性化してハリや弾力を与えます。
睡眠不足になることで代謝不良となり、乾燥や肌トラブル、免疫力の低下に繋がります。
睡眠が満足だとどのようなメリットがある?
疲労回復
脳や身体がしっかり休まることで、内分泌機能が向上します。疲労が取れるほか、ストレス耐性も強まります。
しっかり睡眠をとれると脳の膨大な情報や記憶を整理できるので、起きた時にすっきりとした気持ちの良い気分を味わうことができます。
美肌を作る
冒頭でご紹介したように、脳や身体がしっかり休息すると「若返りのホルモン」の成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは筋肉や骨、内臓の修復をするので、お肌の新陳代謝が正常化して水分量が増え、ハリや弾力を増やします。
細胞が元気になることでお肌の免疫力向上や、肌トラブル・アレルギーの減少が望めます。
しっかりと睡眠をとることで体内の酵素が増え、血色がよく透明感のある美肌へ導きます。
代謝アップ
成長ホルモンは細胞の代謝機能を上げてくれるので、体内に蓄積された脂肪や老廃物の代謝にもアプローチしてくれます。
身体の疲労も取れて内臓機能も高まるため、ダイエットに効果的な身体になっていきます。
睡眠の改善策!寝室の環境づくりの3ポイント
光
光を浴びると脳は活性化されるので、睡眠時は光を遮断することが大切。夜は真っ暗か豆電球程度の光、日中は遮光カーテンやブラインドを利用して暗い環境を作ることをおすすめします。
音
水まわりや道路に面していない、なるべく騒音が気にならない部屋を寝室にすることもポイント。
ベッドは壁から10センチほど離すと、音や振動が直接伝わりにくくなります。音を遮る工夫としては、窓に隙間防止テープや遮音シートを貼る、遮音カーテンを取り付ける、耳栓を利用するなどがおすすめです。
快適な寝具
睡眠中は体温の変化や発汗があるため、快適に過ごせる寝具が必要になります。保温性・吸湿性・放湿性に優れた寝具を選び、軽さや柔らかさ、フィット感も重視しましょう。
湿度が33度前後、湿度は50%が快適だといわれるので、エアコンを利用して季節に合わせた環境設定をしていくことが大切です。
睡眠の改善策!生活習慣の3ポイント
朝日を浴びる
人間の身体には「サーカディアンリズム」という体内時計があります。朝目覚めた時に朝日を浴びることで、体内時計の調節やリズムが整えられていきます。
睡眠時間が短かったり、熟睡できなかった日も朝日を浴びて、朝日を浴びる習慣を作ることが大切です!
適度な運動をする
日中の適度な運動は筋肉を刺激し、よく眠ることができるといわれています。毎日手軽に続けることができるウォーキングや筋トレなど、適度な運動を習慣化して睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけていきましょう。
就寝前の食事に気をつける
就寝3時間前はカフェインやアルコール、ニコチンなどの刺激物を避けて食事も済ませておくことが重要です。睡眠時に消化活動を行なっていると、脳や内臓が休息しにくい状態になってしまいます。
就寝する3時間前には食事を済ませておくか、就寝直前の場合は消化しやすい野菜や果物など水分の多い軽めの食事がおすすめです。
睡眠環境を改善して体調を整えよう!
質の良い睡眠は、身体の疲れを回復させる以外にも嬉しい効果を望めます。今回ご紹介した改善策は、どれも取り入れやすいものばかり。
ぜひこの機会に、自分自身の睡眠環境を見直してみませんか♪
- 執筆者:
- 丹沢まどか