反り腰改善するには腹筋だけではNG?改善するためのポイント
腹筋ができれば、反り腰は改善できる?
まず、反り腰改善=腹筋を行うという考えですが、これは単純に動きから考えての選択です。
「反っている腰を、腹筋を使って反らないようにする」
確かに動きの理屈としては間違っていないと思います。では、なぜ皆さんは反り腰になってしまったのでしょうか?こうやって聴くと多くの方が、こう言います。
「運動不足で腹筋の筋力が弱くなったから」
確かに間違っていないと思いますが、本当に筋力が弱くなったのでしょうか?運動不足になると筋力は落ちていきます。しかし、運動不足になっからといって反り腰にならない方もいますし、運動不足じゃなくても反り腰になってしまう方もいらっしゃいます。
例えば、寝た状態から身体を起こすシットアップやクランチといった腹筋運動すれば腹筋の筋力はつきます。しかし、これやっても現に反り腰が改善出来ない方が多くいます。
実際に腹筋の筋力がつき、何回でも腹筋が出来る方もその中に含まれます。このことから、腹筋の筋力がつけば反り腰は改善出来ないと考えられます。
スマホを使いこなすことと反り腰改善は一緒?
腹筋の役割は、「締める」
では、どのように使えばいいのか?腹筋は、反った腰を元に戻す以外に、お腹周りを締めるという役割もあります。この締める力…簡単にいえば、お腹に巻くコルセットの締めつけだと思ってください。
この締めつけが弱いと腰まわりを安定させたりする為に腰を反らせて腰まわりの筋肉の緊張を出そうとする事があります。それが長期的に継続されると、その姿勢が当たり前になり、結果的に反り腰へと繋がっていくのです。つまり、その様にならない為には、お腹を締めるつける力が必要となるのです。
この意識は、お腹を膨らませないように息を吐き切る事で意識しやすくなります。椅子に座ったままでもいいですが、仰向けで寝た状態だとより意識しやすいので、10回を目安に出来るだけ毎日行うことで、お腹を締めつけることが当たり前になり、少しずつ反り腰を改善していきやすくなります。
ぜひ空いた時間を有効活用して行ってみてください。
- 執筆者:
- 北村 智哉