「一直線歩き」で心も体も引き上げ!美人に 「一直線歩き」で心も体も引き上げ!美人に
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歩き方から生き方が変わる!「一直線歩き」で心も体も引き上げ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2018年09月27日
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。普段、自分の歩き方を気に留めたり、見たりしたことはありますか?誰から習うわけでもなく、何となく歩けてしまうので、無意識になっていることが多いのではないでしょうか。歩き方を意識するだけで、心と体ががらりと変わる!そんな体験をしてみませんか?

「一直線歩き」と「二直線歩き」

歩く時の右足と左足は、一直線上についていますか?二直線上についていますか?一直線上とは、かかとなど足の一部が左右とも一直線上について歩いていく歩き方です。二直線上とは、電車のレールのように、平行線の上をそれぞれ左右の足がついて歩くというイメージです。

二直線歩きをしてみましょう。安定して転びにくい一方、おもらしをしてしまったような歩き方と感じるかもしれません。

一直線歩きをしてみましょう。ふらふらする不安定な感じがする一方、姿勢を安定させ足を閉じるために、内ももなどの筋肉を使う感覚が分かると思います。

次は、一直線歩きのやり方と効果について、もう少し詳しく説明します。

一直線歩きのやり方

かかと同士をつけて、つま先は時計の11時と1時を指すように開いて立ちます。つま先だけ開くのではなくて、股関節からやや外ねじりにして、股関節も膝もやや外を向けるようにすると、脚のゆがみを予防できます。

かかとの間から前に向かって、一直線が伸びていると思って(実際にフローリングの板の境目など、一直線のあるところにかかとを置いて練習してもいいです)かかとが一直線上につくように歩きます。かかとからつま先へと足裏を転がすように歩き、つま先は外向きのままで構いません(私たちの股関節は、自然に外向きになっているので)。

最初は慣れないかもしれませんが、少しずつなじませていきます。

一直線歩き
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一直線歩きでの身体の変化

かかとを一直線上につくためには、内ももの筋肉を使って脚を閉じることになります。足を閉じるために、お尻も少し寄って引き上がります。

お尻や内ももを使って脚を閉じると、骨盤底筋群が使われて引き締まり、内臓を持ち上げる筋肉や骨盤を安定させ、背筋を伸ばす筋肉などのインナーマッスルが連動して活性化します。つまり、腹筋が締まり、背筋が伸び、姿勢が良くなります

一直線歩きでの心の変化

実践してみて気づいたかもしれませんが、一直線歩きをして姿勢が良くなると、モデルフォークをしている気分になり、気分が持ち上がってきます。姿勢を整える筋肉は、実は交感神経の働きを高めます。姿勢をシャキッとさせることは、行動的になることでもあるからです。

行動的・前向きな気持ちになり、内側から元気や自信が湧いてくることでしょう。たかが歩き方ですが、歩き方から自律神経や心の状態を変えていくことができるのです。

歩き方
画像出典: 美LAB.

おわりに

いかがでしたか?歩き方から姿勢を変え、姿勢から心を変え、心から生き方を変えられるといっても過言ではありません。一直線歩きをきっかけにして、一歩踏み出してみてくださいね。

執筆者:
美宅 玲子