誰でもできる!『痩せている人』の食習慣♡
小腹を少しずつ満たす
私たちは食事をすると血糖値が上昇します。このとき、かなりの空腹状態で一気に食事をしたり、糖質の高い食材を食べたりすると、血糖値が急激なスピードで上昇し、インスリンというホルモンが体内で必要以上にたくさん分泌され、その過剰なインスリンが糖分を脂肪に変えて蓄えてしまうと言われています。
一日一食しか食べないという習慣は食事量が少なく痩せそうなイメージがありますが、その一食で過剰に食べてしまっては結局、脂肪を蓄えてしまうことにもつながってしまうので、できるだけ過度な空腹を起こさないことも大切なのです。そういった意味で常に小腹を満たしておくというのは決して悪いことではありません。
もちろん、間食する食材が脂肪分や糖分の高いものばかりでは意味がありませんが、栄養価の高いナッツ、ヨーグルト、カカオポリフェノールの高いビターチョコレートがオススメ。とはいえ、あんまりお腹が空いていないのに、口さみしくなっては常に何かを口に入れることが習慣にならないように、気をつけてください。必要な時に、必要な分だけの食事を満たすことが大切です。
夕食は野菜・魚・肉を中心に、白米は食べない
適度に間食をしておけば、夜にものすごくお腹が減ることがないので自然と夕食の量を減らすことができます。
さらにここでポイントなのが食事の摂り方。私自身も実践しているのですが、炭水化物となる白米は夜のみ食べないように気をつけています。夕食ではサラダ・納豆などの豆類・魚・肉を中心に食べるように意識し、レシピも揚げ物より炒め物、炒め物より蒸し物と食材の栄養価が損なわれにくい料理を工夫をしながら食べていくと良いです。
無理して食べない
外食などで出された料理の量が多いと、無理に食べようと頑張ってしまいがちですが、決して無理に食べようとしないでください。満足しているのに、もったいない精神で無理やり食べきろうとしたり、誰かの食事している姿につられて、そんなにお腹が空いていないのに食べようとすると、だんだん満腹中枢の働きが弱くなり、食べる量が自然と増えてしまいます。
食事を残すことは本来は良い行いではありませんが、美味しく食べられる分だけいただき、無理をしないこと。
また、外食のさいは注文前にどれくらいの量なのかを聞いておくだけでも、お残しを防ぐことができるので、ご自身が食べられそうだと思う量をしっかり把握しておきましょう。
一日の食事量をバランスよく調整しよう
・糖質の高い食事(パスタや白米など)は活動が活発な日中にする
・お腹が空いたら、栄養価の高いおやつを少し食べて小腹を満たす
・夜は消化の良いものと栄養価の高い食材を効果的に摂取
一日の食事量と、バランスの良い食べ方に気をつければ食事に無理に制限をかけたり、ストレスのかかる我慢を強いる必要がありません。
普段からたくさん食べ過ぎてしまうという方は、いきなり食事量を下げると続けられなくなるので、昨日よりも今日、今日よりも明日と、少しずつ制限をかけていきながら食べる量を減らしていくと良いでしょう。ぜひ、取り入れやすい習慣から始めてみてくださいね!
- 執筆者:
- 角 侑子