寒くなってきても代謝を下げないようにする自宅で出来るエクササイズ! 寒くなってきても代謝を下げないようにする自宅で出来るエクササイズ!
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寒くなっても代謝を下げない!自宅でできるエクササイズ

「幼少時代からスポーツに接し、サッカー・フットサル・水泳・野球をプレー。中学・高校では本格的に野球をプレーし、高校卒業後、専門学校に進学。解剖学・生理学・トレーニング理論などを学ぶ。パーソナルトレーナ…
2018年10月05日
皆さん、こんにちは!姿勢・スタイル改善専門トレーナー北村智哉です。寒くなるとどうしても活動が減っていき、代謝も落ちてきてしまいやすくなりますよね。今日は、そのようにならないためのエクササイズをご紹介します!

代謝はなぜ落ちる?そして、そのデメリットは?

寒くなってくると夏と違って、家に引きもりがちになったり、外出することが少なくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?どうしてもそのようになってしまうと活動量が減ってしまうので、いわゆる代謝が夏に比べると落ちていきやすくなります。

代謝が落ちてしまうことで、身体にはどのような変化が出てくるのでしょうか?代表的なものは、以下の通りです。

1.エネルギー源(脂肪など)を消費できない
2.体温が下がる
3.浮腫みやすくなる
4.免疫が下がり、風邪などを引きやすくなる


このようにならないためにも、代謝を下げないようにしていかなければなりません。

寒い
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基礎代謝、活動時代謝を知っていますか?

では、どのようにして代謝を下げることを防げいいいのでしょうか?これには、2つの種類の代謝に注目していきます。それは・・・
1.基礎代謝
2.活動時代謝

それぞれを簡単にご紹介しますね。

「基礎代謝」
これは雑誌やテレビといったメディアにも度々取り上げられていることがあるので、耳にしたことがある方もいるかと思います。簡単にいってしまうと、自分が安静状態(寝ているなど)でも生命維持に必要なエネルギーを消費をいいます。女性の平均は1,200kcal前後といわれています。

この基礎代謝は、20歳代前半をピークに年々落ちていってしまいます。これを下げていきにくくするためには、筋トレで筋肉量を維持・増加、内臓の働きを落としていかないことがポイントです。

「活動時代謝」
これは、その名前の通り、自分自身が動いている時に消費するエネルギー消費を指します。「ウォーキングで◯◯kcalを消費」ということを聞いたことあるかとあるかと思いますが、それが活動時代謝です。

これは、動けば動くほど多くのエネルギーを消費していきますが、動かなければ、その分だけのエネルギーしか消費できませんから、活動していく必要が出てきます。

活動,運動
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基礎・活動時代謝を下げないようにしてくためには?

では、今、お伝えした2つを下げないようにしていくためにはどうすればいいのでしょうか?これは2つに共通していることを行うのです。それは・・・エクササイズです!

エクササイズを行うことによって、筋量や筋力が上がります。すると基礎代謝が少しずつですが上がったり、下がらないようになってきます。エクササイズを行うということは、活動しているということですから、活動時代謝をプラスしていくことにも繋がってくるのです。

実際にエクササイズを行うのであれば、どんなエクササイズがいいのでしょうか?それは・・・

・スクワット
・腕立て伏せ


この2つは肩と股関節を大きく動かす種目であり、その周りにある大きな胸や脚まわりの筋肉を使っていくことになります。よって、この2つがおすすめです。

スクワット
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頻度としては、15〜20回×2〜3セットを2〜3回/週程度行なってもらえるのが理想と考えます。腕立て伏せは、膝つきから始めてもらっても構いませんので、ぜひトライしてみてください。

また余裕があれば、腹筋運動なども行なってもらえるとより良いので、余裕が出てきたら他のエクササイズにもトライしてみてください。

執筆者:
北村 智哉