脚の付け根のストレッチで『出っ尻』を改善♡
なぜ出っ尻になるのか?
出っ尻になってしまう理由は様々ありますが、私はこのこちらに多く当てはまる方がいると考えます。それは・・・、脚の付け根の筋肉の硬さです。なぜ、脚の付け根の筋肉が硬くなると出っ尻になってしまうのでしょうか?
これは、脚の付け根に付着している腸腰筋(ちょうようきん)が関係してきます。
この腸腰筋という筋肉は、腸骨筋と大腰筋といわれる筋肉の総称をいうのですが、特に腸骨筋という筋肉が骨盤に付着しており、この筋肉が硬くなっていくと、骨盤を前に倒していく前傾状態に持っていきます。
骨盤が前傾することで、お尻が上に引っ張られる様に思えますが、重心が前に少し移動します。その状態のままでは、身体が前に倒れそうになってしまいます。それを防ぐためにお尻を後ろへ引き、バランスを取る様になり、外見が出っ尻になってしまうのだと考えられます。
脚の付け根に付着している腸腰筋は、股関節を曲げる作用がありますので、デスクワークで椅子に座っている時間が長くなってしまうと、硬くなりやすいと考えられます。
出っ尻改善ストレッチ
では、腸骨筋を伸ばしていくには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、腸腰筋をストレッチさせる方法をご紹介します。それを行うことで大腰筋も伸ばせますので、ぜひ行なってみてください。
1:脚を前後に大きく開き、片膝をつく
2:引いている脚の付け根を前に押しだしながら、前方へ体重を乗せる
3:20〜30秒を目安に体勢をキープし、ストレッチさせていく
このストレッチを行う際に、前方に体重を乗せる際に、骨盤から上の上半身が前に倒れてしまうと、股関節のストレッチが甘くなってしまうので、上半身は前に倒れない様に注意してみてください。
また、腰を反らせすぎてしまうと、ストレッチ感よりも腰を反らせた意識が強くなってしまうこともあるので、腰を反らせない様にお腹に力を入れつつ行なってみてください。
まとめ
いかがでしたか?出っ尻は、ただお尻に脂肪がつくだけではなく、姿勢の変化も関わってきます。今回は、ストレッチのみのご案内になりますが、エクササイズなどもしっかり行なって、出っ尻を改善してみてください。
- 執筆者:
- 北村 智哉