夏に気になる二の腕と太もも同時痩せ!ポイントは姿勢にあった 夏に気になる二の腕と太もも同時痩せ!ポイントは姿勢にあった
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隠せない「二の腕&太もも」を同時痩せ!ポイントは姿勢にあった!?

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2018年07月13日
夏になると急に気になり出す二の腕と太もものライン。気になる部分をまずは引き締めようと筋トレやエクササイズをしたい!そう思いますよね。けれども二の腕と太ももは、筋肉をつけて引き締めることが逆効果になる可能性も。ポイントは筋トレではなく、姿勢を見直す事。まずはその理由から見ていきましょう。

二の腕エクササイズの効果はありますか?

二の腕の太さが気になる。たるみをどうにかしたい。そう思う女性はたくさんいますよね。ヨガインストラクターとして働く私自身も、ヨガウエアから出る腕のラインが気になる一人です。

そんな二の腕で悩める女性が、二の腕をどうにかしたいと考える時、まず考えるのは引き締めるという方法。二の腕のたるみを取り除くために、筋肉をつけるエクササイズを実践!足りないと思う時はダンベルを使って負荷をかけて頑張る。

けれども、頑張れば頑張るほど、細くなるどころかたくましくなる二の腕。華奢どころか筋肉質になる二の腕

気づいた時にはショックで落ち込み、二の腕痩せはできないと諦めようとしますよね。その気持ち凄くわかります。

筋肉質な二の腕
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猫背や巻き肩の姿勢になっていませんか?

実は二の腕の太さが気になり始める時、同時に姿勢が崩れている可能性が大!猫背で背中が丸まっていたり、頭が前に突き出し、肩が前面に丸まって、鎖骨のラインが埋まっていたりしていませんか?腕は背中と連動して動くので、背中の筋肉が萎えてたるんでいると、同時に二の腕から脇周りの贅肉も目立ってきます。

姿勢を正しく維持する背筋が萎え、肩甲骨周りの動きが悪くなったり、肩が前側に丸まって入り込んだ姿勢になってしまうと、背中から腕の後ろ側(二の腕)の動きが悪くなり、脂肪がつきやすい状態になってしまうのです。

あなたの姿勢はどうですか?猫背や巻き肩になっていませんか?

太もものバランスを崩すと姿勢が悪くなる

太もものラインで悩む女性も多いですよね。特に太ももの前側の張り出し感で悩む人を多く見かけます。太ももの前側はパンパンに張っている場合は、体の重心が前のめりになっている可能性大です!

重心が土踏まずよりも前側にあると、太ももの前側に力が入ります。この重心が癖になっていると、立っているだけ、歩いているだけで太ももをゴツく育てていることになります。

それなのに、太ももの内側や後ろ側はたるんでセルライトも気になる。そんなアンバランスさは、骨盤を前傾させたり後傾させたりして反り腰や猫背の姿勢を作ります。

ゴツイ太もも
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姿勢を気力で正しても疲れるだけ

姿勢の悪さが気になって、意識して背筋を伸ばしたり、お腹を引き上げて姿勢を良く見せる努力をします。しかし、無理やし姿勢を良くしようとしても、せいぜい20分程度で疲れてしまいます。また自然に慣れた姿勢に戻ってしまい、すっかり姿勢への意識を忘れてしまう。

そんな経験はありますか?姿勢を意識的に美しく見せるのは、とてもしんどいものです。元々の姿勢の癖でできた筋肉の使い方やアンバランスさが、正しい姿勢を維持しようとしても、元の姿勢に戻してしまうのです。

姿勢を良くしたければ、まずはバランスを整えること。二の腕のたるみや、太ももの前側の張りを取り除くように、ストレッチしていきましょう。

二の腕と太ももの前側同時ストレッチ

姿勢を整える!二の腕と太ももに効くストレッチを実践してみましょう!

(1)正座になって座ります。
(2)両手をお尻の後ろ側へ下ろし、指先をお尻側へ向けておきます。
(3)肘を伸ばし、胸を突き出します。両方の肩甲骨を引き寄せて、丸まった方を引き伸ばすようにしましょう。

二の腕と太ももに効くストレッチ
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(4)息を吸いながら両手と膝で床を押し、お尻を持ち上げていきます。
(5)太ももの前側が伸びるところまでしっかりと引き上げます。
(6)肩が丸まらないように、肩と首を引き離し、二の腕の力で支えましょう。
(7)5呼吸程度ポーズを維持し、お尻を下ろします。
(8)再びお尻を引き上げてキープします。この一連の流れを3~5セット行っていきましょう。

二の腕と太ももに効くストレッチ
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二の腕と太ももをしっかりと意識して

太ももの前側の張りが強いと、お尻を持ち上げるだけでしんどく感じるはず。太ももの前側が伸びにくく難しいかもしれません。まずはできる範囲で少しずつ続けてみてください。

お尻を持ち上げるだけでは、残念ながら効果はありません。辛いながらも太ももの前側の伸びと、丸まった肩を伸ばす意識を持ってくださいね!

執筆者:
yuuka