暑くて眠れない貴方へ。ぐっすり美人は朝の目覚めから作る!
良い眠りの準備は、朝起きた時から始める。
「就寝一時間前にブルーライトを消す」「夕食は食後3時間前までに」「入浴は就寝30分〜1時間前に済ます」と、眠りの準備は夜から。のイメージ、ありませんか?眠れる身体作りは何時間か掛けてじっくり作られるので始めるタイミングは、朝起きた時からです。朝、昼、夕刻、夜それぞれのポイントを押さえましょう。
朝食には植物性たんぱく質を。オススメは【大豆製品】
朝は忙しくて食事の時間がない!と言う方も少なくないですし、私もその1人です。
まず、朝食の時間を取れる方には和食なら【味噌汁、納豆】と言った大豆製品で且つ発酵食品の物。睡眠に大切な別名ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンを脳内で作るからです。
その材料で必須アミノ酸の【トリプトファン】が必要となり、中でも大豆製品に豊富。トリプトファンは体内で生成できない為、食事から摂ります。
食べ物から摂取したトリプトファンは日中に脳内でセロトニンへ変わり、更に夜には睡眠を促すメラトニンに変化。また、大豆製品+発酵食品である事で整腸作用に繋がり、元気な腸はスッキリ脳を作り、安眠効果も期待できます。
どうしても時間がない時は同じくトリプトファン含有量が多い【無調整豆乳、バナナ】をお勧めします。
暑くて食欲がないけど、エネルギー切れが心配。そんな時には…
日頃、私のセッションやコンサルティングに来て下さる方々で一番多く耳にするお悩みです。食欲が無くなる=食べない。は体力も持たないので、やはり【食べる】事は欠かせません。
解決法はこちら
1:どうしても食欲が出ない時は【なるべく具沢山の冷やし麺】
単品の盛り蕎麦、うどん、素麺では夏を乗り切る為の栄養素が不足します。茄子、大根おろし、ミョウガ、茹で豚肉などが乗ったぶっかけ蕎麦やうどん。錦糸卵、蒸し鶏、キュウリ、トマト、貝割れ大根などが乗った冷し中華など、体温調節の効果が期待できる夏野菜、タンパク質である低脂肪の肉を一緒に摂り、喉越しの良さと栄養を一石二鳥で摂りましょう。
2:定食のご飯は【麦ご飯】
麦には身体の火照りを鎮静する効果が期待できると言います。食事のメニュー内に体内の熱を取る食材がある事で、就寝時の暑さを凌ぐポイントにもなります。ここでも季節の夏野菜、低脂肪+高タンパクの肉、魚をお勧めします。
夜にも、快眠ポイント
朝食、ランチと【大豆製品、夏野菜】の話をご紹介しましたが、お酒が美味しい夕食にもこの2つは積極的に取り入れる事をお勧めします。乾杯のお供には大豆製品とアルコール分解にも役立つ【枝豆】をぜひ!
ブルーライト等のポイントを押さえたけど暑くて眠れない
そんな時には、ケーキを買った時に付いてくる【保冷剤】が強い味方に。保冷剤をタオルで包み、首の後ろに冷たい部分が来るように巻く。寝返りで気になる時は、就寝前にタオルで包んだ保冷剤を脇の下に挟んで体内の熱を逃がしやすくする。これだけでも止まらない汗がスッと引いて、快適で良い眠りに付きやすいです。
最後に
暑さで自律神経が乱れる事も、眠りを妨げる原因です。大きな温度差がこの症状を作るので夜に冷房をつける際は【外気からマイナス5度以内】をポイントに。扇風機も回転させて、風に当たり過ぎないようにしましょう!
- 執筆者:
- 内藤 絢