その美容法見直さない?自分に合った美容法を見直すこと
「〇〇やらなくちゃ…」から離れてみる
クレンジングはポイントメイクを落としてから、ミルクタイプで全体をマッサージするように落とし、化粧水の前に浸透液を使って…など、スキンケアの細かいルールに始まり、コスメは何を使うのが肌に負担が少ないのか、UV下地はどこのメーカーが良いのか、目尻のシワをなくすために、あれをやらなくては!
今度はほうれい線、首のシワもなんとかしたい!など、とにかく年齢を重ねれば重ねるほどに、気になる部分をケアするための「〇〇しなくてはいけない」に囚われてしまっていませんか?
でも、本当にそれってアナタにとって必要な美容でしょうか?もちろん、美容ケアはやらないよりやった分だけ成果が出ますし、やった方が良いのかもしれません。しかし、毎日仕事で疲れて、ときには美容をおサボリしたくなることもあるし、美容に悪くてもジャンキーなものを食べたくなることもあるのではないでしょうか。
それを「美容に悪いから」や「今、ケアしないと10年後になきを見るから」とストイックに我慢することが本当にアナタにとって幸せな日常ですか?
美容を楽しむよりも先に、そういった日々のケアに疲れを感じていると思ったら思い切って、美容習慣を減らしたり、やめてみても良いのではないでしょうか。一度やめてみることで、気づかないうちに、自分自身が美容に執着しすぎていただけかもしれないと、ふと自分のあり方に対して見直す余裕ができるようになります。
続けられるケアだけをやる
実は私自身が美容疲れになってしまったことがあります。アラサーの今からやっておいた方が良いケアなど、たくさんの情報を雑誌やネットで見聞きするほどに「あれもこれもやらなくてはならないのか…」とついネガティブな気持ちになってしまっていました。
そうすると美容が楽しくケアするものではなく、時間とお金と手間がかかる面倒なものという考えしか生まれず、スキンケアに対してもなんだかイヤイヤな気分でとりあえず詰め込むように続けるという始末。そこで気付いたのが、心が楽しいと思えない美容に価値はあるのか?ということ。
将来のために美容を頑張っているのに、美容を意識することがストレスになってしまっては、結果的に美容に良いことではなくなってしまいます。かといって何もやらないままでは不安なので、UVケアだけは頑張る。スキンケアだけにはこだわってみる。メイクが好きだからメイクだけは頑張りたいなど。
美容の中でもこだわりポイントに的を絞って、続けられるケアをしてみるのも良さそうですね。全てを一度に取り入れることは難しくても、自分のキャパシティを超えない程度に、うまくお付き合いをしていくことこそが、最高の美容習慣だと考えています。
情報を取り入れるだけでもOK
ネットメディアの普及によって、10年前よりもたくさんの情報が簡単に手に入るようになりましたよね。そのおかげで美容に関する情報、流行や基礎知識なども多く知られるようになりました。その速度が速いがために、時々私たちはその情報に追いつけない自分を責めてしまったりするのではないでしょうか。
とくに美容は年齢とともに変化していくもので、やれていない自分に対してなんとなく焦りを感じたりしてしまいがち。
でも、人には自分のペースというものがあります。誰かのペースに自分を合わせる必要はありません。美容も同じで、自分のペースで取り入れるだけ取り入れるという心持ちがちょうど良いのです。
良い情報を見つけたらとりあえず頭の片隅にとどめておいて、必要な時に取り出しましょう。
- 執筆者:
- 角 侑子