下半身太りは解消できる!すきま時間の血行促進マッサージ
1:どうして下半身は太りやすく痩せにくいの?
体の一番下にある脚は、どうしても血液が滞りやすいです。そして血流が悪い場所は体温が下がります。冷えると脂肪を分解する酵素「リパーゼ」がちゃんと働いてくれないので、冷えている場所の脂肪は燃えづらくなるのだそう。だから脚って、なかなか痩せないのですね。※1
逆に、血流が良くなり体温が上がれば痩せやすくなるということです。
2:血流を良くする方法
・湯船に浸かる習慣をつける。
・適度に体を動かす習慣をつける。
・同じ姿勢で長時間過ごさず、小まめに動く。
・質の良い睡眠をたっぷりとる(お仕事柄可能なら23時までに眠る)。
・動物性たんぱく質(特に鶏肉)をしっかり摂り、元気な血を作る。
・便秘にならないよう、腸内環境を整える(発酵食品や食物繊維をたくさん摂り便意をガマンしない)。
3:すきま時間にできるマッサージ
長時間座りっぱなし、立ちっぱなしで毎日脚がパンパンなんてことはありませんか?
放置していると浮腫みが慢性化し、セルライトができ、ますます血流が悪くなって脚が太くなってしまいます。浮腫みや血の滞りは、小まめに解消しましょう。
(1)右手の親指を、右足の外側の踝に、それ以外の4本の指を内踝周辺に当て、手の平でふくらはぎを包み込むようにする。
(2)親指とそれ以外の4本の指、そして手の平全体で「1.踝→2.足首→3.ふくらはぎ下→4.ふくらはぎ中間、5.ふくらはぎ上」の順でプッシュする。一連の流れを3~5回ほど繰り返す。
(3)右手の親指をひざ裏に当て、それ以外の4本の指をひざ下に置いて、親指の腹でひざ裏をプッシュしてほぐす。指を固定したまま、ひざ下をブラブラさせるもの◎。
(4)(2)と同じ手の形で、少し圧をかけながら1~5までを摩り上げるようにマッサージし、最後にひざ裏を揉み解す(老廃物をひざ下に流すようなイメージで)。
※左側も同じ要領で行う。
おわりに
椅子に腰かけたままでもできるので、デスクワークのすきま時間に目立たず行えます。立ち仕事の方は、ランチタイムなどに行ってみてくださいね。
※1 参照:血流がすべて解決する/漢方薬剤師 堀江昭佳・著/サンマーク出版
- 執筆者:
- 愛子