糖質カットは却って体脂肪のつきやすいカラダになる??意外と知られていないダイエットの常識 糖質カットは却って体脂肪のつきやすいカラダになる??意外と知られていないダイエットの常識
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「糖質カット」は体脂肪がつきやすくなる!?意外なダイエットの落とし穴

2018年05月11日
パーソナルトレーナーの町田晋一です!昨今、「糖質OFF」「糖質カット」という言葉をよく耳にします。確かに糖質を摂り過ぎれば、脂肪として体内に蓄積されます。しかし、糖質を極端にカットする食生活では、却って体脂肪のつきやすいカラダになると私は考えます。では、何故糖質カットは体脂肪のつきやすいカラダになるのか、解説していきましょう。

そもそも「糖質」とは・・・

まずは「糖質」とは何か、お伝えしていきましょう。

糖質は炭水化物の1つで、カラダを動かすエネルギー源として不可欠な栄養素です。自動車はガソリン無しでは走ることができません。同じように、人間も糖質無しではカラダを動かすことができないのです。

糖質は、1個の糖からなりエネルギー源となる「単糖類」と2〜10個の糖からエネルギー源となる「二糖類」、そして多数の糖からエネルギー源となる「多糖類」の3つに分類されます。単糖類にあたる食べ物としては果物の糖である果糖やハチミツが挙げられ、砂糖は二糖類にあたる食べ物となります。それに対し、多糖類にあたる食べ物は、ご飯や麺類、芋類といったものが挙げられます。

糖質
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ところで、糖質は1日にどれだけ摂取すべきかご存知でしょうか?1日に摂取すべきエネルギーのうち、約50〜60%を糖質から摂るのが望ましいと言われています。例えば1日に2000キロカロリーを摂取する場合、そのうちの1000〜1200キロカロリーを糖質が占めるべきということです。

糖質を摂取する際に重要なのが、単糖類、二糖類、そして多糖類のうちのどれから糖質を摂るか、ということです。単糖類と二糖類は吸収速度が素早いのが特徴で、摂取すると血糖値が著しく上昇してしまい、運動などで使われない限り、脂肪として体内に蓄積されてしまいます。「甘いモノは太る」とよく言われるのは、このためなのです。

そのため、ダイエットしたい場合は単糖類と二糖類の摂取を出来るだけ控え、多糖類から糖質を摂るように心がけるとよいでしょう。

何故糖質カットは「体脂肪のつきやすいカラダ」になるのか?

では何故糖質をカットすると、かえって体脂肪のつきやすいカラダになると言えるのでしょうか。その理由は、 糖質が入ってこないと筋肉量が減少してしまい、基礎代謝量が低下してしまうからです。

筋肉はタンパク質だけで出来ていると思われがちですが、実は筋肉作りの上で糖質も欠かせない栄養素なのです!

タンパク質が入ってきても、カラダを動かすエネルギー源である糖質が入ってこないと、筋肉作りで使われるはずのタンパク質がエネルギーとして使われてしまうのです。

そのためいくら筋トレをしても、エネルギーが入ってこない食生活をしていると、筋肉量が増えてこないのです。

タンパク質は筋肉づくりで使われる
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「糖質カット」よりも「糖質のコントロール」を!

糖質カットは体脂肪をつきやすいカラダにするだけではありません!糖質はカラダに限らず、脳のエネルギー源でもあるのです。そのため不足すると頭が働かなくなり、ボーッとした状態になってしまいます。

このようなことから、糖質を丸々カットしてしまうのはマイナスが大きいと言えるのです。

冒頭で「糖質を摂り過ぎれば、脂肪として体内に蓄積されます」と書きましたが、これは糖質に限らず実はタンパク質にも当てはまることなのです。つまり「過ぎたるは及ばざるが如し」で、摂り過ぎれば、その余ったモノは脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。

したがって、「糖質カット」「糖質OFF」よりも「糖質のコントロール」が重要であると私は考えます。糖質を丸々カットするよりも、「糖質をどのタイミングでどのように摂るべきか?」ということに着目すべきなのです。

ダイエットのご参考になれば幸いです!

執筆者:
町田 晋一

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