

【動画あり】みんなが羨むお腹を手に入れる「正しい腹筋」のやり方
体力測定で行なっていた上体起こし運動は、実は腹筋にはあまり効果的ではありません
まず、腹筋は1種類ではなく
・腹直筋
・内腹斜筋
・外腹斜筋
・腹横筋
この4種類で構成されております。腹筋【群】と言われるのは、4種類あるからなんですね。皆様が日頃一生懸命行なっている上体おこし運動は、この中の腹直筋をメインに鍛えております
腹直筋の主な作用は、【体幹の屈曲】背中を丸めて上体を前方に曲げるという動作になります。肋骨を骨盤(恥骨)に近づけるイメージですね。

何故、上体起こし運動が腹筋に効果的ではないのか。
ここで、体力測定で行なっていた上体起こしを思い出してみて下さい。足首を人が抑えて、手を頭の後ろで組み、胸か肘が太ももに着くくらいまで上半身を起こしていたと思います。
今度は、先程お伝えした腹直筋の作用を見返して下さい。【体幹の屈曲】でしたよね。昔行なっていた上体起こしの動きは、体幹の屈曲だけはなく、股関節の屈曲をいう動作がプラスされます。
どういうことかと言うと、動作の始めは腹直筋をメインで使いますが、後半は股関節の筋肉、つまり、脚の筋肉で上まで起き上がっていると言うことです。
では、どうすれば効果的に腹直筋を鍛えられるのか。簡単です!起き上がりきらなければ良いのです!正しいやり方を、動画でご紹介致します。
《エクササイズ動画》正しい腹直筋の鍛え方
■開始姿勢
・仰向けに寝て、足の裏全体がしっかり着くくらいまで曲げる
・手のひらを、太ももの上に置く
■エクササイズ方法
1、息を吐きながら、背中を丸め前方に上体を起こしていきます
※手のひらは太ももを擦りながら、できるだけ膝に近づけていきます
2、ゆっくりと元の位置に戻り、動作を繰り返します
まずは、正しい動作で腹直筋をしっかり意識して、10回 × 2セット から頑張ってみてください!周りのみんなが羨むような、綺麗なお腹を手に入れてくださいね。
- 執筆者:
- 中村 和也