背中のコリの原因とは?肩甲骨が羽のように軽くなるストレッチの方法
背中のコリの原因とは?
疲労
疲れるとどうしても丸まりがちな背中は、疲労具合を表すバロメーターでもあります。長時間同じ姿勢や無理な姿勢を続けていると、背中の筋肉は緊張してきます。
緊張状態が長くなるほど筋肉が疲れてしまい、血流が滞ることで背中や首まわりのコリを引き起こします。
ストレス
ストレスを感じると背中は無意識に丸まったり、力が入り強張った状態になります。常に全身が緊張状態となるため、背中の筋肉もコリが生じると考えられます。
筋肉が動かせていない
長時間のデスクワークや運動不足など、長時間同じ姿勢でいることで筋肉が動かせていない場合があります。姿勢が悪いまま長い時間過ごすと筋肉が固まってしまうので、背中のコリへとつながります。
背中のコリを解消するにはどこをほぐす?
背中のコリを解消するには、肩甲骨をほぐすことがポイント。肩甲骨は“上半身の骨盤”に相当する部分となるので、上半身を支える役割を持ちます。
肩甲骨まわりを柔らかくすると呼吸もラクになったり、血行の改善も期待できます。
背中のコリを解消へ導く「天使の羽ストレッチ」
STEP1:骨盤を立てて椅子に座る
骨盤をしっかりと立て、椅子に着席しましょう。脚を組んだり、腰を丸めないように意識しましょう。
STEP2:背中を丸めて両手を肩甲骨の方へ下げる
両手を肩に置いて鼻から息を吸い、口から吐きながら背中を丸めて両手を肩甲骨の方へ下げていきます。
ひじが天井の方へ向くようにするのがポイントです。
STEP3:ひじでぐるっと円を描くようにまわす
両手が下までいっぱいに下がったところで、鼻から息を吸い、口から吐きながら頭を天井へ持ち上げます。
両手の指の位置がなるべく動かないように、ぐるっとひじで円を描くようにまわしましょう。脇が閉まるところまで運んでいきます。
背中のコリをストレッチで解消しよう
背中のコリや疲れ、一息入れたいな…と感じたタイミングで「天使の羽ストレッチ」を行うと、みるみる背中が軽くなるはず。
肩甲骨まわりの筋肉が刺激されることで、背中のコリが“天使の羽のように”軽やかになります。
- 執筆者:
- 野口 早苗