食欲の秋に…食べ過ぎ予防ヨガ 食欲の秋に…食べ過ぎ予防ヨガ
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“食欲の秋”のデブ化をストップ!「食べ過ぎ」を予防するヨガ・ツボ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2017年09月27日
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガインストラクターの美宅玲子です。過ごしやすい気候になって、食べ過ぎが気になる季節でもありますね。少しでも食べ過ぎを防ぐ方法はないものかと、思案している方もいることでしょう。今回は、ヨガの観点から心地よく食べ過ぎ予防をする方法をご案内致します。

アロマを使う

ヨガをする環境は、ストレスのない心地のいい環境が理想的です。静かで、安定した地面で、薄暗く、暑すぎず寒すぎず。

いい香りは、思考をはさまず脳にダイレクトに伝わって、効果を発揮します。食べ過ぎ予防には、自律神経や胃腸を強化するグレープフルーツ、レモンなどのかんきつ類、胃腸の働きを整えるミントなどがいいでしょう。シナモンなどのスパイス系も相性がいいです。

耳のツボ押し

食べ過ぎを防止するつぼは、耳をふさぐ時に蓋となる部分で、そこを指でつまみます。飢点というツボです。

耳のツボ押し
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口角の外側のツボ

口角の外側を手の指で押してくるくるとマッサージします。ここも食べ過ぎ予防のツボで、食欲を抑えます。食間や食前にするといいでしょう。

口角の外側のツボ
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呼吸法

胃腸の働きを整える副交感神経を刺激する腹式呼吸で、正常な食欲になります。

鼻から息を吐き出し、もう吐き出せないという所まで吐くと、お腹が凹んで力が入ります。そこからお腹の力をゆるめると、自然とお腹が膨らみ、腹式呼吸になります。

胃の経絡を刺激するポーズ

体の前面、ももの前からお腹を伸ばすポーズは、胃の経絡を刺激し消化力を正常にするため、余分な食欲がなくなる効果が期待できます。

両足(厳しければ片足)のかかとをお尻のわきに置いて地面に座り(正座から足を外にずらした割り座)、後ろに手を置いて少しずつ体を後ろへ倒して無理なくももの前からお腹を伸ばします。

伸びた突っぱり感が和らぐまで呼吸を深く続けてから、手で床を押して起き上がります。決して無理をしないように気をつけましょう。

胃の経絡を刺激するポーズ
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おわりに

いかがでしたか?その他にも背骨をねじって自律神経の通りをスムーズにしたり、耳全体をもみほぐしたりするのも良いです。

心身は様々につながっているので、食べ過ぎ予防ひとつとっても簡単な方法がたくさんありますね。どうぞ参考になさって下さい。

執筆者:
美宅 玲子