夏になると太りやすい人は要チェック!意識するべき大切なこと3つ
■夏太りの原因
(1)糖質や炭水化物メニューが増える
夏に人気なメニューは、のどごしの良い食べやすいものやスタミナがつきやすいものですよね。そうめんやカレーやパスタやラーメン、丼ものです。
夏の暑い時期の料理は気分的にもめんどくさくなり、簡単にできるメニューで済ませたり、暑い時に食べたくなるのが麺類ですよね。
これらに共通することは糖質や炭水化物が中心です。食べてはいけない!というわけではないですが、炭水化物や糖質ばかりになり栄養素が偏ることで、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足になりがちです。
他にも、暑い季節になるとアイスやジュースなどを摂ることで、クールダウンさせることも増えますよね。これらには糖分や乳脂肪が多く含まれており、カロリーが高い場合があったり、冷たいものばかり食べ続けていると内臓から冷えやすくなるので摂りすぎには気をつけましょう。
クーラーなどの涼しいところにいることが長期間続くと、身体が冷え切ってしまうだけではなく、体内からエネルギーを活発にする力や、体温調節の機能が下がるので、身体が本来持っている代謝機能全体が低下してしまうこともあります。
代謝機能が低下した状態で、糖質や炭水化物を中心とした食生活となると、内臓を冷やし、代謝機能が低下していることで、食べたものを燃焼しきれず蓄積し、むくむ、だるい、太った気がするといった状態になりやすいのです。そんな時にはたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素を意識して取り入れるようにしましょう。
(2)運動不足になりやすい
夏の暑さのせいで運動不足になりやすいことも一つの原因。暑いからと言って外出が減ったりする場合もありますが、身体を動かして日頃から筋肉を使わないと代謝機能が低下し、食べたものを燃やす力が落ちてしまうことで、身体の中に溜まる老廃物を排出する汗の出も悪くなります。
そんな時こそ、積極的に運動やマッサージやエクササイズ、入浴などで汗を出したり身体を動かす意識をしましょう。夏にむくみやすいと感じる方は、身体に老廃物がたまっているサインですので意識してみてくださいね。
(3)身体が冷えて血行不良やむくみが起きる
夏の暑い時期にクーラーに当たることが多いと思います。熱中症予防のために無理して我慢する必要はないですが、日中に長時間クーラーにあたっていて、さらにお風呂はシャワーだけが続くと、身体の芯は冷え切ってしまいます。
血行不良が起きたり、むくみを感じたり、冷え性へとつながります。さらに体温の低い状態が続くことで脂肪が燃えにくくなり結果として太る原因ともなります。
1日の終わりには身体を温め、冷えをカバーするように入浴してマッサージするなど、身体の芯から温めるように心がけましょう。
このように、夏に太りやすい「夏太り」の原因には、夏に増える食生活や暑さによる運動不足、冷えに関係があります。
たんぱく質やビタミンやミネラルを意識したメニューにし、帰宅後は消えきった身体を温め、マッサージやエクササイズなどで血行不良やむくみをリセットし、身体を冷やさないようにすることが夏太りを防ぐ方法です。
- 執筆者:
- 寒川あゆみ