ちょっと待って!その食べ物が「冷え」をつくっているかも?
冷えは天敵?それはなぜ?
冷えや低体温は万病の元とも言われています。冷えからくる不調として挙げられるのが下記のようなこと。
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・腹痛
・生理痛
・不眠
どれも慢性的になりやすいものですね。
暑いからと言って冷えない訳ではありません。油断していると、身体に不調が現れることになるのです。冷え性だと自覚しているあなた、まずは食生活から見つめ直してみましょう。
ついつい食べている!?身体を冷やす食べ物
暑いからと言って身体を冷やすものばかり食べていては冷えを悪化させる一方です。下記のようなものをついつい食べていませんか?
・アイスクリーム
・かき氷
・そうめん
・冷やし中華
どれも夏には欠かせないものばかりですが、これらには白砂糖や小麦といった身体を冷やす性質のあるものが使用されています。あっさりとしていてヘルシーと思いきや、実は代謝の悪い身体になっているかもしれないのです。
野菜やフルーツも身体を冷やす?
身体を冷やす食べ物は、実は加工品だけではないんです。野菜や果物にも身体を冷やす作用があるものが存在します。
その代表として野菜ではトマト、キュウリ、ナス。果物だとバナナ、マンゴー、キウイなどが挙げられます。
どれも地上に育ち夏に採れるもので、身体を冷やし熱を下げる性質があります。なのでこういったものばかり食べていると身体は冷えやすくなっているかもしれません。
身土不二の暮らしを
自然界で育った野菜や果物は自然の摂理に基づいているとも言えます。暖かい季節や暖かい気候の国で栽培される野菜や果物は、身体を冷やす性質があります。一方、寒い季節や寒い気候の国で栽培される野菜には、身体を温める働きがあるということになります。
南国の人は気温が暑いために体を冷やす食べ物をとり、北国の人は気温が寒いために体を温める食べ物をとって、体のバランスを保っているのです。いずれも自然の摂理に沿っていますよね。
簡単に言うと、その季節にその土地で採れた物をいただくという「身土不二」の意識を持ち、季節に沿った暮らしが良いのではないでしょうか?
暑さが厳しくなるこれからの季節。冷えを作らない食事を心がけてみましょう。
- 執筆者:
- 工藤 万季