仕事、恋愛、友情。ライフスタイルの両立をそつなくこなす女性の特徴3つ

毎日の仕事に追われ、たまの休日も恋人や友人と過ごしている間に一日が終わってしまう。このように常に予定を詰め込み、「時間が足りない」と嘆く女性は、一見、充実した生活を送っているかのようにも見えます。

しかし、人は忙しい日々が続くと、考える時間が持てず、余裕さえも失ってしまいます。充実していると思っていたこの生活も、実は自分自身を精神的に追い詰め、ライフスタイルの両立を阻む原因となっていたのです。

もし、「日々の生活は充実しているはずなのに、なぜかうまくいかないことの方が多い」と感じるのであれば、週に1度だけ、ひとりきりで過ごす時間を確保するようにしましょう。

誰にも邪魔されないひとり時間は、心身の疲れを癒すとともに、自分自身と真正面から向き合う機会を与えてくれます。ゆっくりとひとり時間を過ごすことにより、気持ちに余裕や落ち着きだって取り戻すことができるでしょう。

そして、自分の中に余裕が生まれると、周りの人にも広い心で接することができるため、ライフスタイルの両立もそつなくこなすことができるのです。

何気なく他人のSNS投稿を目にしたあとや、女子会や同窓会に参加した帰り道になぜか憂鬱な気分になってしまうという現象も、30代の女性にありがちなこと。どうしても、SNS、女子会、同窓会など、同世代の女性が集まる場では女同士のマウンティング勃発してしまいやすいのです。

しかし、そこで対抗して「私だってこんなに幸せなの」と張り合いを見せるのは逆効果。プライドから出てしまった対抗心は、自分も彼女たちと同レベルであることを実感させるため、余計に惨めな思いをすることになるのです。

女性同士が集まる場では、あえて聞き手にまわり、自分からは参加しないようにしましょう。たとえるなら、芸能人のインスタを見るかのような感覚で、「へえ～そんな生活を送っているんだね」と他人事のように流してしまえば良いのです。

他人と自分の人生を比較したところで、成長できることなど何もありません。他人は他人、自分は自分と比較することをやめれば、人生に対する不安や焦りも感じなくなります。

なにより、周りに振りまわされることがなくなれば、自分にとって一番幸せな生き方も見えてくるはず。それがすべてをうまく両立させるきっかけとなるのです。

仕事や恋愛をうまく両立できない女性には、「断り下手」であるという共通点があります。

きっと、明らかにキャパオーバーの仕事を頼まれても断れずに受けてしまい、その苛立ちから恋人に当たってしまう人もいるでしょう。また、気が乗らない女同士の飲み会に誘われ、モヤモヤを抱えたまま朝を迎え、そのまま出勤するなんてことも珍しくないのでは？

両立下手の裏には、実は断れない自分が負の連鎖を引き寄せているという原因が隠れていたのです。

日本人は断るという行為が苦手だと言われますが、断わることは決して悪いことではありません。「何となく嫌だな」「これ以上は無理」と感じたときは、罪悪感を抱くことなく、はっきりと断る勇気を持ちましょう。一度、断わることができると、次からは意外と簡単に断りの言葉を口に出すことができます。

そして、自分ができる範囲内での生活が習慣になると、自然と余裕も生まれるため、仕事も恋愛も友情もうまく両立できるようになるはず。

年齢を重ねるごとに大人の女性を襲う、不安や焦り。その漠然とした憂鬱さを取り除くことは、そう簡単にできることではないかもしれません。

とはいえ、何もせず、ただ流されるように毎日を過ごしているだけでは、貴重な30代という時間に後悔ばかりが残ってしまいます。

まずは小さな行動からでも良いので、日々の習慣に変化を加えてみましょう。ライフスタイルをうまく両立できる女性へと変わることができれば、今までの人生が嘘のように明るい未来を切り開くことだってできるはず。