「痩せて自信を持ちたい!」その考えこそが、ダイエット挫折の原因かも・・・
こんな方は要注意!
□せっかく痩せ始めたのに、ちょっとしたことでダイエットを中断しちゃう。
□ダイエットしようと決めたのにお菓子が止められない。
□痩せたいなと思いつつなかなか行動に移せない。
□綺麗な自分が想像できなくて、途中でダイエットが嫌になる。
□プライドが高いく、恥をかくのが大嫌い。
□失敗するのが極端に怖い。
一見ダイエットに関係のないような項目もありますが、実は関係しているのです。3つ以上当てはまる方は、もしかするとある心理がダイエットを妨害しているのかもしれません……。
セルフハンディキャッピング
失敗しても仕方がないと思えるような状況をつくる、つまり自分にハンディキャップを付けることで、失敗したときのダメージを減らそうとする心理を、セルフハンディキャッピングと言います。アルコールやドラック依存症などに陥る原因の1つでもあるそうです。
痩せて自信を持ちたいということは、今のままの自分には自信がないということですよね。あまりにも自己肯定感が低い場合、「痩せたら綺麗かもしれない」という最後の砦を残しておきたい気持ちが根底にあるのではないでしょうか。
ダイエットに成功してしまえば、痩せても自分に満足出来ない、自分に自信が持てないという結果を目の当たりにする可能性だってあるからです。ですから、痩せたいと願いつつも、心の底ではダイエットが上手くいかなければいいと思ってしまっているのかもしれません。
ダイエットを成功させるコツ
簡単じゃないということは承知の上で、敢えて言います。今のままの自分をまずは認め、大切にしてあげることがダイエット成功のコツです。今がダメだからせめて痩せて綺麗になろうという、マイナスからのスタートでは、上述した通り痩せても綺麗じゃなかったらどうしよう?という気持ちが働き、ダイエットを失敗させようとしてしまうからです。
ハンディキャップ(この場合は綺麗じゃない理由、自信が持てない理由)を、失うのは怖いはずです。でも、今のままの自分でもいいと心から思えたら、もう怖がる必要もなくなるワケです。
もしかすると今の自分に心底満足することで、ダイエットは必要なかったと気づくかもしれません。それはそれで素晴らしいことです。そしてやっぱりもう少し痩せたいなと思ったとしても、もう綺麗じゃなくても仕方ない理由、自信が持てなくても仕方ない理由なんて残しておく必要がありませんから、きっと今までよりダイエットが上手くいくはずです。
- 執筆者:
- 愛子