日本人は昔ベジタリアンだった!?実はたくさんあるベジタリアンの種類
「ベジタリアン」の定義
「ベジタリアンは野菜だけを食べる人」と認識されていることが多いようですが、その誤解は「ベジタリアン」の語源が「ベジタブル」に由来すると思われているからです。
実際のところ野菜以外にも、穀物、豆類、果実類、海藻など食材は豊富ですし、料理ジャンルも和洋中からインド料理やアジアンなど、幅広くバラエティにあふれています。
ベジタリアンの語源はラテン語で「活き活きとした・生命力に満ちた」という意味の「vegetus」から来ていると言われて、日本で認識されているであろう「野菜しか食べない人」では決してありません。
ベジタリアンの定義は、「穀物、豆類、種実類、野菜、果実を中心に摂り、一切の肉類、魚介類、またその加工品を摂らない人」とあります。いわゆる動物性食品以外を食べて、活き活きとした生活を送る人を指しています。一言にベジタリアンといっても様々な種類に分かれております。
<ベジタリアンの種類と食べる物>
日本人はその昔、実はベジタリアンだった!
日本人はその昔、実はベジタリアンの民族だったのをご存知ですか?お米に、お野菜が中心。日本は島国ですから海の幸もあり、たまにお魚はいただいたと思われますので、ペスコベジタリアンに該当されると思います。基本的な和食ですよね。
ごはんも、白米になったのは江戸時代中期から。それまでは玄米菜食でした。今のような数ある病気もなく、健やかだったのです。少しくらい体調が悪くなったとしても免疫力、自然治癒力が高いので、自分で治すことができていました。
日本人はベジタリアンとしての内臓を備えている民族です。腸の長さが違うことはご存じだと思いますが、お肉を消化するための体にはなれないのですね。
日本人が急に欧米人になれないように、遺伝子はそう簡単に変えることができません。やはり、日本人には日本人にあった食生活がありますから、週一ベジタリアンを目指して、本来の「日本人のための食生活」というものを見直してみませんか?
- 執筆者:
- 室谷 真由美