結婚、昇格…ジワジワよぎる「妬む気持ち」との上手な向き合い方
面白くない気持ちを思い切り吐き出す
「大事な友達の嬉しいできごとに面白くない気持ちを持つなんて、私は何てダメなんだろう。もしや、本当は彼女のことを好きじゃないのかしら?」自分の中にある黒い気持ちに気がつくと、こんな風に自分を責めてしまいがちに。
だけど、誰だってどんなときも善良な人間ではいられません。醜い部分があってこその人間で、それもアナタ。キレイな部分の自分だけを認めるわけにはいかないのですよね。面白くないと思う気持ちもちゃんと受け止め、しっかり噛み締めて、思い切り吐き出してください。
効果のある方法は、本音をノートに思い切り書きなぐること。ノートなら誰かに遠慮する必要もありません。好きなように感情を爆発させましょう。たったそれだけで思いのほかスッキリしますよ。
“その時”はベストなタイミングでやってくる
原因が分からないのに現状が停滞していると、人は心のどこかで「もっと努力していたら、こんな結果にはならなかったのかもしれない」と目に見えない努力不足が原因であると納得してしまいます。
しかし、そうなるとアナタは自分でいつも努力不足だから自分はダメなんだ!と自分イジメをしてしまうように…。これではアナタはどんどん自信がなくなってしまいます。
結婚や昇格、昇進というのは、あなたの日頃からの努力だけではどうにもならない、タイミングとご縁で成り立っています。
アナタに何かが足りないのではなく、アナタに必要なベストタイミングやってくるので、悲観しすぎずリラックスをしてその日までゆっくり構えていきましょう。
嫉妬も自分と受け止めてみる
誰かが羨ましい、妬ましい。そう思う心は汚いとされがちですが、そういう感情は誰にもあっても当然のことなのです。嫉妬を感じたら、私は今、嫉妬しているんだなぁと自分の心を俯瞰して観察してみましょう。そうすることで、アナタの中にあるイヤな感情すらも受け止められるようになっていきます。
- 執筆者:
- 角 侑子