からだのむくみの正体は?梅雨時の不調の対処の仕方 からだのむくみの正体は?梅雨時の不調の対処の仕方
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雨の日の不調の正体は?梅雨の憂鬱やむくみはアロマで解消!

IFA国際アロマセラピスト認定校、ISAメディカルアロマセラピスト養成校の校長として、アロマセラピストの養成とともに、自身もアロマセラピストとして活動中。数年間かけて手がけた本当にお肌によいと感じるオ…
2016年06月10日
女性にとって、一番不調がでやすいと言われている梅雨。髪の毛は広がってしまうし、からだがなんとなく重い、むくみが気になり末端が冷えてしまうなど、誰しもが経験があると思います。実はこれ、気のせいでもなんでもなく、気圧が関係しているんです。

雨が多い時、私達のからだはどうなるのでしょう?

梅雨の時って低気圧ですよね。低気圧の時は、白血球の中のリンパ球が多くなるので、関節が腫れてきたり、痛みが増したりします。よくリウマチの人は雨が降りそうなのがわかるといますね。

リンパ球が増えている状態というのは、副交感神経とも関係しているので、なんとなくやる気がなくなったりだるくなったりするんです。なので、からだが重いのは気のせいではないんですね。気圧と私達のこころとからだは関係しているのです。

雨が降っているときの憂鬱なイメージ
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少しでも楽にするには・・・【メンタル編】

副交感神経が優位になって、何事もやる気がおきないのであれば、少しだけ交感神経優位になるようにサポートしてあげればいいのです。気持ちを上げるには、香りの力を借りてみましょう。

午前中にローズマリー、レモン、ペパーミントなど頭がすっきりとするような香りを嗅いでみてください。なにも考えなくても嗅覚からの刺激は勝手に脳に反応して、導いてくれます。5分程度嗅いでいるといいと思います。

香りを嗅ぐイメージ
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少しでも楽にするには・・・【ボディ編】

なんといってもむくみとだるさ!梅雨時の不調はこれが一番多いですね。梅雨時用にフットマッサージオイルを作成しておくといいと思います。

痛みや張りなどがある場合は、セントジョーンズワードオイル、アルニカオイルなどをベースにするとよいでしょう。20mlのベースオイルに精油を8~10滴ほど入れます。

アルニカオイルのイメージ
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《お勧めレシピ》
ジュニパー4滴、サイプレス2滴、クラリセージ2滴、レモン2滴
(女性ホルモン系の病気をお持ちの方は、クラリセージは抜いてください)

セルフマッサージの前後はハーブティーや白湯をたくさん飲んで、お水にサポートしてもらいましょう。排泄がスムーズになります。

とても簡単セルフマッサージ

セルフケアは難しく考えずに、心臓より遠いほうから近いほうへ流すということを意識してください。本来はリンパの関係などもありますが、なにも知らなくてもそれだけで十分に楽になります。

元気にすこやかに

なんとなく気持ちが塞いだら、迷わずお出かけしてみましょう。違うエネルギーが入ってきて思いのほか気分が変わります。外に発散することで、デトックスになるのです。

また、かわいい傘を持っているだけでもモチベーションが上がりますね。今年の梅雨は新しい傘を購入するのもいいかもしれません♪

執筆者:
佐藤 ユミ子