どのくらい食べたら太る!?「食べ過ぎ」を簡単に見分ける方法
「食べ過ぎだよ」のサインに敏感になると“太らない食事量”が分かる
私たちの身体は、必要以上の食事を摂取すると消化器官のはたらきが追いつかず、機能が低下したり重たくなったりします。これは「食べ過ぎだよ」のサイン。自分の身体の状態をよく観察して食べ過ぎに気づけるようになると、「どのくらいなら食べていいのか?」「どこまで食べたらカロリーオーバーか」がつかめるようになります。
食べ過ぎを知らせる3つのサイン
次に紹介する3つの食べ過ぎサインが出たら、一度食生活を見直しましょう。
1:動けないほどの満腹感を感じる
これは1番わかりやすいサインだと思いますが、食べてすぐ動けず、座ったままか横になっていないと苦しいという場合は明らかに食べ過ぎ。これでは余分なエネルギーを体脂肪として溜め込んでしまいます。
多すぎる食事で消化器官を酷使すると、エネルギーが効率よく活用されず代謝が低下。この状態では運動をしても効率よくカロリーを消費することができません。運動内容や運動時間よりも、食生活を見直すことが先決ですよ。逆に、食事を工夫するだけで、長時間の運動を取り入れなくても体重が落ち、ボディラインが引き締まりやすくなります。
2:食べたあと強い眠気に襲われる
食事のあとは消化器官のはたらきが活発になるため、エネルギー源を運ぶ血液が内臓に集中します。その分脳に酸素や栄養素が運ばれにくくなるため、食後は眠くなりやすいのです。
食事量が多すぎて内臓に大きな負担がかけると、その分眠気が強くなります。「しっかり睡眠をとっているはずなのに、どうしても食後は居眠りをしてしまう」という人は食べ過ぎの可能性アリ。
3:身体がだるく、集中力が続かない
内臓にエネルギーが集中し、それ以外の部分に酸素や栄養素が行きわたらなくなると、脳や身体のはたらきが減退してしまいます。眠気と同様、だるさや集中力の低下も食べ過ぎのサインです。
その他の内臓機能の低下の原因は
“内臓機能の低下による心や身体の不調”の原因は、食事量だけではありません。他にも、冷えや運動不足によって内臓のはたらきが減退しているケースなどが考えられます。
ただ、内臓機能を活性化させて代謝をアップさせるためには、内臓に負担をかけすぎない食事内容や量に調節することが必要。少し量を減らし、内臓のはたらきを高めてあげることで不調を改善し、痩せやすい体質を育てることができますよ。
食後にご紹介したサインが出ている場合は、ぜひ日々の食事内容を見直してみてください。
- 執筆者:
- Nao Kiyota